過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「そんなオカルトありえません」【SS】
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12:名無しNIPPER[sage]
2017/04/18(火) 21:02:11.43 ID:Th9cVzA40
二階の部屋は全部で6つ。それぞれ一部屋ずつ割り当てた

ちなみに、部屋は全部確認したが、誰もいなかったので我々は好きな部屋で寝ることにした

私は布団に入ると、泥のように眠った



嫌な予感がし、ふと眼が覚めた

携帯を確認すると、時刻は深夜2時

ひどく喉が渇いた私は、一階におりて水を飲むことにした

階段をおりると、そこには先ほど我々が暖炉を囲んでいた居間がある

そこで私は、異臭を嗅ぎ取った

携帯のライトで部屋を照らすと、床には赤い染みがある、さっき二階に上がった時にはなかったものだ



そしてーーーーーー首のない死体が横たわっていた



服を剥かれ全裸で放置された、男の死体

首元がこちらを向いており、首の断面図が目に飛び込む

思わず私は吐き気を催し、トイレに駆け込んだ

そしてさらに悲鳴をあげる

トイレにもまた、首のない死体があった

同じく服を剥かれ全裸で放置された、女の死体

私はその場で吐いてしまった

この死体は、おそらく先ほどの三人のものだろう

だが、一体誰がこんな事を?

私が寝ている間に、脱獄した死刑囚でもやってきたのだろうか。そんなドラマのようなことが起きうるのか?

念のため窓の外から扉の前を見たが、足跡は私がやってきた時のものにうっすら雪が積もっているだけだった

つまり、外部から誰かがやってきたわけではない

犯人は我々四人の中にいる

私が犯人でないことは自分がよくわかっている

そして、男の死体と、女の死体が一体づつ

ならば、残った一人が犯人だろう


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