過去ログ - 【ダンガンロンパV3】必殺のネオ合気道と安価で!男死を克服してみせますッ!【安価】
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970:名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:47:45.29 ID:bUFjDntf0
 神野優(女子8番)は、隣に座っている高円寺紀世彦の顔を見ていた。
―やっぱり紀世彦君は格好いいな。…でも、こんな傷のある私なんて…好きになってくれないよね。
 優は、紀世彦のことがずっと好きだった。しかし、右目の傷のことがあって、自信が持てなかった。
 幼馴染で反対側に座っている倉田凪(女子6番)も、紀世彦が好きだと言っていた。
 凪は修学旅行中に紀世彦に告白するつもりらしい。
 優は何となく後ろを向いた。
 女子陸上部の友人たちが座っていた(このクラスは女子で陸上部の人がとても多く、凪や優も所属している)。
 クールな阿佐田仁美(女子1番)、最近何だか冷めた性格になった絵馬忍(女子3番)、眼鏡を掛けた大人しめの小山田智絵(女子4番)、委員長もやっている兎丸葵(女子13番)、元気のいい湯原真弓(女子20番)たちが話している。
 すると優の目に女子不良グループのメンバーが目に入った。
 リーダーで何故か木田治(男子5番)と付き合ってる須磨野桜(女子9番)、少し過激な性格の信行寺道世(女子7番)、不良とは思えないほど幼い顔をした瀬田祐美(女子10番)が座っていた。
 そして祐美の隣には祐美の恋人でヤンキーっぽい名和年秀(男子17番)が座っていたが、年秀は後ろに座っている友人の津田公平(男子14番)と話していた。
 そこまで見て優は視線を前に戻そうとした。
 すると凪の横の窓際に座って外を眺めている和歌野将(男子22番)が見えた。
 将はクラスでも孤立していて、最近は学校にも来ていなかった。
 優は何故将が今回修学旅行に参加しようと思ったのか気になったが、考えるのをやめておいた。
 そして優は視線を今度こそ前に戻した。
 時計が8時30分を指していた。



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