過去ログ - 【ダンガンロンパV3】必殺のネオ合気道と安価で!男死を克服してみせますッ!【安価】
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名無しNIPPER
2017/08/31(木) 16:58:54.67 ID:bUFjDntf0
B−6の神社の本堂に、倉田凪(女子6番)は座り込んでいた。
「はあ…これからどうしよう…」
さっき、南の方で銃声がした(ちなみにこれは彦野勝(男子19番)が今井友也(男子2番)を撃った音だったが、そんなことを凪は知る由もない)。
それ以前にもスタート地点より少し北のところで銃声がしていたため、凪は恐怖を感じていた。
―間違いない。きっとやる気になってる人はいる! 何とかして身を守らないと…。
そう、凪は思っていた(だが、凪の支給武器はただのネクタイで、そんなもので身を守れるとは到底思わなかった)。
そんなことを色々と考えているうちに、凪は思わず言っていた。
「はあ…紀世彦君に優…どうしてるのかなあ…会いたいよ…」
凪の幼馴染の高円寺紀世彦(男子7番)と神野優(女子8番)。
紀世彦は凪や優と同じ陸上部で、クラスの女子にもかなり人気があった。凪も密かに好意を持っていた。
優は大人しめの女子で、明るい凪とは正反対の性格だったが、何故か気が合った。
―いずれは2人とも…殺しあうのだろうか…。
「嫌だ! そんなの、そんなの…」
そこで凪は、近くの林から音がしたのに気がついた。
その方向を見ると、1人の女子が立っていた。
肩までのボブカット。
やや丸めの凪と違い、すらっとした体型。
そして右目の眼帯。
そこにいたのは、たった今凪が気にしていた神野優だった。
「ゆっ…優ーっ!」
凪は優に向けて手を振った。
すると気がついたのか、優がこっちに向かって走ってきた。
見ると優は肩からショットガン(SPAS12ショットガンだったが、凪はそんなことは知らない)をかけていた。
「優…優…会えてよかった…会えて…え?」
そこで凪は、あることに気がついた。
優が、凪にショットガンの銃口を向けている事に。
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