過去ログ - 智絵里「茄子さんと行く！」朋「LackLuckの！」ほたる「開運ツアー！」
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31: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:41:12.92 ID:ZYfCGA5X0

茄子「ふふふ……」

朋「？」

以下略


32: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:41:50.69 ID:ZYfCGA5X0

茄子「では、せっかくなので他の動物も見ていきましょうか？」

智絵里「そうですね……あ！　うさぎさんです！」

以下略


33: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:43:07.84 ID:ZYfCGA5X0

茄子「あっちの方にはライオンのコーナーがあるみたいですね〜」ﾄｺﾄｺ

ほたる「ライオン……」

以下略


34: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:44:03.80 ID:ZYfCGA5X0

「た、大変だ！　柵が壊れて、男の子が落ちた！」

「す、すぐに助けを！」

以下略


35: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:45:11.14 ID:ZYfCGA5X0

ほたる「」ｸﾞｼｬ

朋「着地がヘタ！！！」

以下略


36: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:46:19.01 ID:ZYfCGA5X0

「……」

白菊ほたるは周りを見渡す。
数は15〜20頭だろうか。自分自身は噛まれても生還する自信があるが、この男の子はそうではない。
以下略


37: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:47:02.06 ID:ZYfCGA5X0

まるでステージの上にいるかのように。
歌い、そして踊り始めた。
見守る人々の驚きなど、全く知らぬ素振りで。

以下略


38: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:48:08.14 ID:ZYfCGA5X0

驚愕する人々。上空には何もなかったはずだ。
そんなどよめきをよそに、歌は、ダンスは続く。
きっと、本能で危機を感じ取ったのだろう。ライオンたちが一斉に襲い掛かる。

以下略


39: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:49:25.46 ID:ZYfCGA5X0

『パブロフの犬』という実験がある。
とてもシンプルな、条件反射の実験だ。
ある犬にエサをあげる時、決まってベルの音を鳴らしてからエサをあげるようにする。
すると、いつしかその犬は、ベルの音を聞いただけでヨダレを垂らすようになったというのだ。
以下略


40: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/04/18(火) 23:50:18.79 ID:ZYfCGA5X0

まるで空間に溶け込むように。
そういうショーであるかのように。

少女が踊り終わる時、周囲にあったのは、気を失った多数のライオンと、数多の植木鉢の破片だけだった。
以下略


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