過去ログ - エミリー スチュアート「恋ぞつもりて 淵となりぬる」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:31:45.82 ID:SNpvvu7j0
P「あとは自分の得意札を作ることかな。自分の得意札があれば願掛けにもなるし,自分のモチベーションアップにもつながる。どんなに格上相手でもそれさえとれば一矢報いた感じになるしな。まずは1枚ずつからとっていければ実力も伸びるはずさ」

エミリー「得意札ですか……?」

P「どれにしてもいいと思う。なんとなく音が心地いい歌だとか。意味が気に入る歌でもいいな」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:32:33.61 ID:SNpvvu7j0
エミリー「ちなみにどんな意味の歌なのでしょう」

P「神代の昔にも,こんな神秘的なことがあったとは聞いたことありません。龍田川の水面に紅葉が舞い散って,水を真っ赤にしぼり染めにするとは」

エミリー「なるほど!紅葉が川に浮かんでいる様子を表したのですね。鮮やかな絵が想像できます。龍田川にいきたくなりますね。」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:33:14.71 ID:SNpvvu7j0
今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな

エミリー「この歌の意味はなんとなく分かります」

エミリー「もうすぐ行くよと言ってくれた男の人をずうっと待っているうちに9月の月がでてしまったという女性が待ち続ける歌ですよね?」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:34:10.44 ID:SNpvvu7j0
エミリー「なぜでしょうか?」

P「昔の貴族の女の人は結婚するまで顔をみせることはできなかったんだ」

エミリー「Really!?本当ですか?でも……結婚することさえも難しいのでは?」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:34:44.79 ID:SNpvvu7j0
エミリー「なんだが素敵ですね」

P「だが,当時は一夫多妻制みたいなもので,男性に新しく好きな人ができたら,もう会いに来てくれないんだ」

エミリー「それは……寂しいですね。この歌を歌った女性の元に,再び男性は現れたのでしょうか?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:35:12.48 ID:SNpvvu7j0
P「じゃあそろそろ俺は仕事に戻るな」

エミリー「はい!今日はありがとうございました。私も百人一首についていろいろ調べてみます。また分からないことがあれば,聞いても大丈夫ですか?」

P「もちろんだ」


12:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:35:53.61 ID:SNpvvu7j0
このことをきっかけにエミリーと話すことが増えていった

「仕掛け人さま,この歌ってどういう意味なのでしょうか」

「見てください!このパンフレットに乗っている写真!あの歌が詠まれた土地ですよ」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:36:29.20 ID:SNpvvu7j0
「仕掛け人さま,今度の日本舞踊のお稽古見に来ませんか?」

「もちろんです,ぜひいらっしゃってください」

「いかがでしたか?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:37:16.72 ID:SNpvvu7j0
ある日のこと

P「エミリー,今日はファンの人と握手会だ。けっこう長丁場になるが大丈夫か」

エミリー「はい!ごヒイキ様と直接触れ合える機会はなかなかないですからね。大切にしていきたいです」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:37:56.26 ID:SNpvvu7j0
そんな心配もどこ吹く風,エミリーの握手会は順調に進んでいった。

ファンA「エミリーちゃん,大好き!応援しています!」

エミリー「はい,ありがとうございます」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/04/19(水) 01:38:46.26 ID:SNpvvu7j0
さて,今日は久しぶりの俺のオフだ。

いつも通りの時間に目覚めてしまったことに苦笑いしつつ,

オフを満喫するために再びベッドに入り,いい感じに眠りに落ちそうな瞬間
以下略



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