過去ログ - 春香「天海春香です」 -SS速報VIP

過去ログ - 春香「天海春香です」

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1:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:21:29.80 ID:kk90dP2I0
私の名前は天海春香。
私は高校生として学校に通うと共に、アイドルとしても活動をしている。
小さな頃、ステージで歌を歌ったり、ダンスを踊ったりしていたアイドルの姿を見て、私はアイドルになりたいと思ったのだ。
私は学校で将来に向けて勉学に励むとともに、アイドルを目指してレッスンに励む生活をおくっている。

今日は、私は事務所に通い、レッスンを受けてダンスや歌の練習をしていた。
私の横には、私のアイドル活動の親友である如月千早が共にレッスンを受けていて、私は如月千早と一緒にレッスンを受けているところだった。

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2:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:27:22.88 ID:kk90dP2I0
「今日も頑張るよ、千早ちゃん」

私がガッツポーズをすると

「ええ、がんばりましょう」

3:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:35:13.90 ID:kk90dP2I0
「ありがとうございました。」

レッスンが終わり、いつものように私は家に帰る準備をしていた。

事務所には、ぬいぐるみや誰かの手作りお菓子など、様々な私物が置いてあった。

4:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:43:01.27 ID:kk90dP2I0
「今日もがんばったね、千早ちゃん」

こう言うのは日課のようなものだ。
社交辞令のようなものではなく、なんとなく、いつもそう言ってしまうのだった。

5:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:47:53.30 ID:kk90dP2I0
「そうね。春香、この曲なかなか良いと思うわよ。ちょっと聴いてみたらどうかしら」

「うん、そうする」

私は、如月千早から音楽プレーヤーを渡してもらった。

6:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:50:51.21 ID:kk90dP2I0
「飲み物は何にする？」

「そうだね。私はりんごジュースにする」

「そう。私はオレンジジュースにするわ」

7:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:54:45.59 ID:kk90dP2I0
如月千早は、静かにオレンジジュースをテーブルに置いた。

「何か食べる、千早ちゃん？」

「そうね。ちょうどレッスンも終わって、小腹が空いてるところだし、何か食べましょう」

8:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 03:59:48.62 ID:kk90dP2I0
「ありがとう」

ピザをひとくち千切って食べてみると、少しモチモチとしたチーズの味が口の中に広がった。

「うん、ピザも美味しいね」

9:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:06:55.89 ID:kk90dP2I0
「これが、その曲のCDなんだけど」

「うわー。鮮やかで良いデザインだね」

「そうね。私も良いデザインだと思うわ」

10:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:13:00.34 ID:kk90dP2I0
「千早ちゃん、今日は何か良いものを得た気がするよ」

「ふふ、そうね。この喫茶店もおいしくて、良い店だったわ。また来るのもいいかもしれないわね」

「それも、そうだね」

11:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:19:54.36 ID:kk90dP2I0
その横で、私は歩きながら如月千早と話をする。

「千早ちゃん、いつもそうして音楽を聴いてるよね」

私はいつもレッスンを受けて歌やダンスに励み、

12:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:25:28.11 ID:kk90dP2I0
「そう。私もそう思うことはあるわ。それは、春香と同じものかはわからないけど、アイドルたるもの、皆そういうことは考えるんじゃないかしら」

「そうじゃなくて、私はあまり大きな仕事をしたことがなくて、アイドルとして沢山の人の前で歌ったり踊ったりすることがなかったから、いつかそうなれるかなと思うことがあるんだ」

「春香。さっきの話でダンスに気合いが入るのはいいけど、まだ私達はそんなことができるほど、歌もダンスも上手ではないと思う。今日のダンスの話は良かったと思うわ。また一緒にがんばりましょう」

13:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:29:36.45 ID:kk90dP2I0
「ああ、今日は良い一日だったよ千早ちゃん。明日も朝早くから学校で忙しいけど、また、頑張ろうね」

「えぇ、そうね。私も明日は朝早くて忙しいの。だから、今日は早めに寝ないといけないわ」

「えぇ、そうだったの。いろいろ話して良かったのかな、ごめんね千早ちゃん。今日はありがとね」

14:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:32:40.74 ID:kk90dP2I0
次の日

今日は朝早くから学校があった。

「行ってきます」

15:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:37:03.28 ID:kk90dP2I0
私の他にも、絵を描いたり、スポーツに励んだりする、熱心な人が沢山いて、凄いなと思う人が沢山いたので、特別アイドルであることが、学校で先生することに何か関わることはなかった。

「えぇと、今日の朝自習は数学かぁ」

私が通っている学校は、朝早くから自習といって

16:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:41:52.76 ID:kk90dP2I0
でも、なかなか理解ができなかった私には、少し難しく見えた。

「えぇ、これはどう解けばいいんだっけ。うーん。習った通りに解こうとしても、難しくてなかなか解けないなぁ」

「あら、春香さん。ここをこうすればいいんですよ。ほらここの5という数字を6にかけて計算すればいいんですよ」

17:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:47:46.89 ID:kk90dP2I0
「いいか、大学生になったら、自分で授業を選択して授業を受けるようになる。数字は理系の分野では基本になるからしっかりと学ぶように。また、そうでない人も、学んで無駄になることはないから、しっかりと勉強した方が良いと思います」

「はい」

私は返事をして、授業が始まる前に準備を始める。

18:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:52:12.58 ID:kk90dP2I0
「あ、そうだ。授業まで時間あるし、昨日千早ちゃんと話したダンスについて考えよう」

ても、私はアイドル。

学校生活を送る中で、自分がアイドルであることを忘れることはあまりなかった。

19:名無しNIPPER
2017/04/19(水) 04:56:34.57 ID:kk90dP2I0
「おい、皆。ちょっと聞いてくれないか」

注目が集まる中で、先生は静かに口を開いた。

「突然だが、今日、転校生が来ることになった。皆、暖かく迎え入れようか。それじゃあ拍手」

20:名無しNIPPER
2017/04/20(木) 02:29:20.36 ID:jZIC/BRK0
「先週、この街に引っ越して来ました。趣味は音楽鑑賞です。よろしくお願いします」

「よろしく、千早ちゃん」

気がつけば、私は如月千早にそう言っていた。

21:名無しNIPPER
2017/04/20(木) 02:32:48.17 ID:jZIC/BRK0
私は、如月千早と隣の席に座っていた。

いつも通って、いつものように過ごそうとしていた学校の場には、いつの間にか如月千早がいた。

如月千早は私に向かって話しかけていた。

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