3:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 19:10:18.86 ID:H6Dim4aC0
ゼルエル「今年もこの日を無事に迎えられて何よりだ。姉として、お前の成長を嬉しく思うよ」
ガヴ「お姉ちゃん……」
ゼルエル「最近のガヴリールの評判は私もよく耳にするからな。なんでも、天使学校随一の優秀な天使だと言われているとか」
ガヴ「そんな。私なんてまだまだだよ。ゼルエルお姉ちゃんに比べれば全然……」
ゼルエル「謙遜する必要はない。一口に優秀な天使と言っても、その実情は様々だ。私のようになるのが、必ずしもお前にとっての最善とは限らない」
ガヴ「……」
ゼルエル「お前にはお前の、より良い天使像があるはずだ。……だから、自信を持て。ガヴリール」
ガヴ「……うん。ありがとう、お姉ちゃん」ニコッ
いつもは厳しいお姉ちゃんも、今日ばかりは優しい言葉をかけてくれる。鬼の目にも涙……はちょっと違うかな
ゼルエル「だが!だからと言って驕ってはならない。天使学校首席という立場に甘んじることなく、これからもより一層努力を……」
ガヴ「もう、お姉ちゃん。せっかくの誕生日会なんだから、そういう堅苦しい話は後にしましょう?」
ゼルエル「む……それもそうか。すまなかった」
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