過去ログ - 提督「さよなら、ないない駆逐隊!」
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95: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2017/04/21(金) 22:09:57.94 ID:5OXA5Gbb0







            〜 司令室 〜





提督「みんなおかえり。そしてただいま」

天津風「なっにっがっ! ただいまよバカー!」

提督「ど、どうした?」

天津風「あたしたちが、どれだけ心配したと思ってるのよアホー!!」

提督「あー……もしかして、やっぱり出撃したのか」

島風「もちろんしたよ! 当たり前じゃん!」

雪風「雪風たちはなんたって、ないない駆逐隊ですから!!」

不知火「そこは誇らしげに言わないでください……」

黒潮「あははは……まぁ無事で何よりやったけど」

提督「あー……それで? この子たちは、どこまで知っちゃったんだ?」

朝潮「申し訳ありません…………全部です、司令官」

提督「これはもう、さすがとしか……」

時津風「えっへん! 時津風たち、すごいでしょー!」

浦風「あー……でも提督さん、結局誰に連れてかれたん??」

浜風「反政府派の組織が、こんなすぐに身柄を解放するとは思えません」

提督「各地で騒動を起こしていたのは間違いなく反政府組織だ。その騒動自体を不安に思う者もたくさんいる。

   そういう人たちからしてみれば、我々も間接的に、騒動の加害者ということになるんだ」

雪風「う〜ん……よく分かんないです」

提督「要するに、そういう不安がっている人たちについて行って、ちょっと話をして、

   ついでに公共の電波を使わせてもらったってだけの話だ。何も誘拐されたわけじゃない」

島風「えーっ!? それなら最初からそう言っといてくれればよかったのに!!」

不知火「ですから、それをないない駆逐隊に言えない理由があると、何度言えば分かるのですか……」

黒潮「せやから何度も言うたやん。大人しくここで待つよーにって」

天津風「うっ……だって、あんなので納得できるわけないじゃない……」

提督「まぁまぁ、それはそれとしてだ」


一同「…………??」




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