過去ログ - ダイヤ「あら......千歌さんって昔は髪を伸ばしていたのですわね......?」
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1: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:07:07.52 ID:7dcfFzwv0
ラブライブ!サンシャイン!!SS

ダイちか


過去のダイちかシリーズ

千歌「初々しさを取り戻せっ」ダイヤ「......はぁ」
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千歌「――私はある日、恋をした。」
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単品でも読めるように作ってるつもりですが、一応同じ世界観ということで

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2: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:08:23.36 ID:7dcfFzwvo
ダイヤ「あら……千歌さんって昔は髪を伸ばしていたのですわね……?」


ポツリと聞き相手の居ない部屋で言の葉を零す。

以下略



3: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:08:49.68 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ「いえ、大丈夫ですわ。」

千歌「もう、いきなりなんだからホント困っちゃうよねぇ……旅館だから、しょうがないけど……。……って、ダイヤさん何見てるの?」

以下略



4: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:09:15.28 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ「ふふ、小さい頃から千歌さんは愛らしいのね」


千歌さんのフォトアルバムでした。
以下略



5: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:09:42.50 ID:7dcfFzwvo

どうやらご機嫌を損ねてしまったようですわね。

――このままだとしばらく口を利いてくれなさそうなので、こういうときの策がありますわ。

以下略



6: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:10:08.30 ID:7dcfFzwvo

みかんを一房手に取って、千歌さんに向かって差し出すと


千歌「……あむっ……」
以下略



7: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:10:35.03 ID:7dcfFzwvo

……口は利かなくても律儀に食べるんですわよね。――でも、差し出すたびに口を開いてくれるのは正直可愛い。

親鳥が雛に餌を与えるときの気持ちってこんな感じなのかしら?

以下略



8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:00.55 ID:7dcfFzwvo

千歌さんはもじもじしながら、わたくしから取り上げて自分の横に置いておいた、アルバムを一瞥する。


千歌「……誰だって、勝手にアルバム見られたら恥ずかしいよぉ……。……というか、どうやってアルバム見つけたの?この部屋の本棚には置いてなかったはずだけど……」
以下略



9: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:26.85 ID:7dcfFzwvo

――――――――――――

――――――――

以下略



10: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:52.71 ID:7dcfFzwvo

退屈なものは退屈ですからね……

――などと思っていたら、襖越しに声を掛けられる。

以下略



11: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:12:18.70 ID:7dcfFzwvo

志満『――ダイヤちゃん、ごめんなさいね。せっかく来てくれたのに部屋で待たせちゃって……』

ダイヤ『いえ、そんな……わたくしも繁忙時に尋ねてしまって、申し訳ないですわ……』

以下略



12: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:12:44.54 ID:7dcfFzwvo

きっと、このときわたくしの目が爛々と輝かせていたのでしょう。

志満さんは少し『ふふっ』と笑って

以下略



13: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:13:10.83 ID:7dcfFzwvo

志満『あらあら……呼ばれちゃったわ。行かなきゃ。……ダイヤちゃん、ゆっくりしていってね』

ダイヤ『は、はいっ!!ありがとうございますっ!!』

以下略



14: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:13:37.07 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ『……///』


虚を衝かれて、思わず赤面するわたくし――
以下略



15: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:14:29.37 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ「――というわけですわ。」

千歌「ま、まさか思わぬところに伏兵が……」

以下略



16: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:14:56.74 ID:7dcfFzwvo

利便追求はある意味、千歌さんらしい理由だと思いましたが


千歌「どうかしたの?」
以下略



17: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:15:23.39 ID:7dcfFzwvo

千歌「あぁ……なるほど……。んー、でもそれは"逆に"かな」

ダイヤ「……逆に?」

以下略



18: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:15:50.99 ID:7dcfFzwvo

ふっと千歌さんの手が伸びてきて、わたくしの髪を撫でる


ダイヤ「……ち、千歌さん……?///」
以下略



19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:16:17.73 ID:7dcfFzwvo

千歌「そうなの?」

ダイヤ「日本人形みたいですから……幼い頃はからかわれたりすることもそれなりにありましたのよ」

以下略



20: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:16:44.97 ID:7dcfFzwvo

問われて、ロングヘアーの千歌さんを想像してみる。


ダイヤ「……今の髪型も好きですけれど……伸ばしたら、それはそれで千歌さんの愛らしい顔立ちを際立たせてくれるかもしれませんわね。」
以下略



21: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:17:11.32 ID:7dcfFzwvo

本人の知らぬところで天然小悪魔の烙印を押される幼馴染。

……まあ、これに関しては自業自得ですけれど。

以下略



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