過去ログ - ダイヤ「あら......千歌さんって昔は髪を伸ばしていたのですわね......?」
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3: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:08:49.68 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ「いえ、大丈夫ですわ。」

千歌「もう、いきなりなんだからホント困っちゃうよねぇ……旅館だから、しょうがないけど……。……って、ダイヤさん何見てるの?」

以下略



4: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:09:15.28 ID:7dcfFzwvo

ダイヤ「ふふ、小さい頃から千歌さんは愛らしいのね」


千歌さんのフォトアルバムでした。
以下略



5: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:09:42.50 ID:7dcfFzwvo

どうやらご機嫌を損ねてしまったようですわね。

――このままだとしばらく口を利いてくれなさそうなので、こういうときの策がありますわ。

以下略



6: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:10:08.30 ID:7dcfFzwvo

みかんを一房手に取って、千歌さんに向かって差し出すと


千歌「……あむっ……」
以下略



7: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:10:35.03 ID:7dcfFzwvo

……口は利かなくても律儀に食べるんですわよね。――でも、差し出すたびに口を開いてくれるのは正直可愛い。

親鳥が雛に餌を与えるときの気持ちってこんな感じなのかしら?

以下略



8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:00.55 ID:7dcfFzwvo

千歌さんはもじもじしながら、わたくしから取り上げて自分の横に置いておいた、アルバムを一瞥する。


千歌「……誰だって、勝手にアルバム見られたら恥ずかしいよぉ……。……というか、どうやってアルバム見つけたの?この部屋の本棚には置いてなかったはずだけど……」
以下略



9: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:26.85 ID:7dcfFzwvo

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10: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:11:52.71 ID:7dcfFzwvo

退屈なものは退屈ですからね……

――などと思っていたら、襖越しに声を掛けられる。

以下略



11: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:12:18.70 ID:7dcfFzwvo

志満『――ダイヤちゃん、ごめんなさいね。せっかく来てくれたのに部屋で待たせちゃって……』

ダイヤ『いえ、そんな……わたくしも繁忙時に尋ねてしまって、申し訳ないですわ……』

以下略



12: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:12:44.54 ID:7dcfFzwvo

きっと、このときわたくしの目が爛々と輝かせていたのでしょう。

志満さんは少し『ふふっ』と笑って

以下略



13: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/23(日) 12:13:10.83 ID:7dcfFzwvo

志満『あらあら……呼ばれちゃったわ。行かなきゃ。……ダイヤちゃん、ゆっくりしていってね』

ダイヤ『は、はいっ!!ありがとうございますっ!!』

以下略



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