過去ログ - 【モバマス】ありす「夏休みの自由研究」
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1: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 21:55:32.65 ID:KeHv9DIC0
「………自由研究に…魔法……ですか?」

「はい、先日、大魔導師役のお仕事をいただいて興味がわきました」

「『ひかりの創り手』…ですね、拝見させてもらいましたよ。ありすちゃん、とっても素敵でした」

「ほ、ほんとうですか!…えへへ、文香さんにそう言ってもらえると嬉しいです」

「それで…私に聞きたい事とは何でしょう……あいにく…魔法使いの役はまだ……」

「説明不足でした、ごめんなさい」

「夏休みの自由研究のテーマとして『魔法』を考えています。
魔法とは何か、をメインにした壮大なテーマです」

「……はい」

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2: ◆4L0B/P2YzYpZ[sage saga]
2017/04/23(日) 22:02:53.84 ID:KeHv9DIC0
「資料として新作のゲームも買って、知識も付けた事もあって
役もしっかりやりきりました。だけどその知識が偏っているように思えたんです」

「…なるほど」

以下略



3: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:15:20.31 ID:KeHv9DIC0
「魔法…の出てくる小説といえば、やはり一番有名なのは
ハリーポッターシリーズでしょうか。…もしくは指輪物語、ナルニア国物語も有名ですね」

「映画化もされてますね、聞いたことがあります」

以下略



4: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:23:00.35 ID:KeHv9DIC0
「はい。例えば私のプレーするゲームでは体力とは別に
マジックポイントと呼ばれるステータスが存在します」

「マジック…ポイント?」

以下略



5: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:27:22.59 ID:KeHv9DIC0
「い、いえ…あまり攻撃を受けるという経験が無いもので…
例えば誰かに強くぶつかったりして…体力が減るものなのでしょうか…」

「…そ、それは…」

以下略



6: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:33:32.82 ID:KeHv9DIC0
「大丈夫です!それで、ゲームではこのポイントを消費して魔法を使うわけですが、
このポイントは個人差があり、魔法使いを職業としているひとは多かったり、
そうではない、そうですね、空手家などは低く設定される傾向にあります」

「消費するポイントも一律ではありません、強力な魔法や
以下略



7: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:38:26.34 ID:KeHv9DIC0
「……私の記憶では、単純に体力を消費しているように見受けられます」

「なるほど…では、魔法を使う際に難しさといった表現はありますか?」

「…難しさ、ですか。例えばその……魔法の言葉、詠唱が困難、
以下略



8: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:43:28.43 ID:KeHv9DIC0
「参考になります、先ほどお話いただいた本は早速読んでみます!」

「ぜひ、読んでみて下さい…書物の世界も、イメージの世界ですから」

「イメージの、世界?」
以下略



9: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:51:19.90 ID:KeHv9DIC0
「こんにちわ!ありすちゃん!
美少女サイキックアイドル、このエスパーユッコに何かご用でしょうか!」

「……」

以下略



10: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:55:23.83 ID:KeHv9DIC0
「しかし困りましたね…
勉強となるとサイキックを使ってもお手伝いできるかどうか…むむむ…」

「いえ、大丈夫です。
裕子さんには超能力に関していくつか質問をさせてもらいたいです」
以下略



11: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 22:59:38.96 ID:KeHv9DIC0
「……少し話を進めたいのですが…
裕子さんは超能力を使うとき、どんなことを考えながら使っていますか?」

「どんなこと?とは!」

以下略



12: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:06:23.44 ID:KeHv9DIC0
「成功のイメージ!なるほど…」

「ええ!何事も、サイキックも、どうなりたいかという成功のイメージを持つことは
とても大切なことです!!」

以下略



13: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:09:46.81 ID:KeHv9DIC0
「…うーん、分かりませんね!今必死に考えてみましたが!」

「…へ?」

「私は、いわゆる天才肌なのででしょう、ついつい感覚で捉えてしまって、
以下略



14: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:15:06.97 ID:KeHv9DIC0
「ふぅーん…魔法ねえ」

「…志希さん、バカにしようとしてますね?」

「にゃはは〜なにそれーあたし、誰かをバカにしたことなんてないよ〜」
以下略



15: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:20:14.69 ID:KeHv9DIC0
「おお…!まさにそのような観点を求めていました…!」

「おぉ〜キミ見込みあるねえー」

「え、本当ですか?えへへ…
以下略



16: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:22:48.77 ID:KeHv9DIC0
「す、すごい…!志希さんすごいです!
ちょっと待ってください、タブレットに書いておきます!」

「目がキラキラしてる〜かわいいねえーありすちゃん」

以下略



17: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:25:52.67 ID:KeHv9DIC0
「……何を言ってるんですか」

「えぇ〜?だって嗅覚は鼻にしかないんだから、広くて大きくて高い方がいいじゃん♪」

「…志希さんはその……お美しいんですから、
以下略



18: ◆4L0B/P2YzYpZ
2017/04/23(日) 23:29:54.44 ID:KeHv9DIC0
「魔法?と、に、匂い?一体何のことでしょう?」

「…匂いは忘れてください、志希さん、何でついてきたんですか?」

「にゃはは〜だって楽しそうじゃーん!あたしも宇宙人と魔法の関係知りたーい!」
以下略



19: ◆4L0B/P2YzYpZ[sage saga]
2017/04/23(日) 23:31:59.46 ID:KeHv9DIC0
「そ、それで!ウサミンパワーのことですね!」

「そうです。魔法なのでしょうか?」

「むむむ…これは難しい質問ですね。地球の皆さんにご理解いただけるか…」
以下略



20: ◆4L0B/P2YzYpZ[sage saga]
2017/04/23(日) 23:35:17.17 ID:KeHv9DIC0
「そう…なんですか…魔法じゃないんですね…」

「わわっ!そんなに落ち込まないでください!」

「わーダメなんだぁ〜ありすちゃんを悲しませちゃったー!
以下略



21: ◆4L0B/P2YzYpZ[sage saga]
2017/04/23(日) 23:37:54.11 ID:KeHv9DIC0
「あ、あのね、ありすちゃん!ウサミンパワーは確かに魔法ではないけども、
ナナは魔法みたいなものって思ってるんですよ!」

「え?どういう…意味ですか?」

以下略



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