過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」雷「その29よ!」【安価】
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867: ◆8XyqeMzH7M[!蒼_res]
2017/08/24(木) 23:37:56.78 ID:KNhsjReJ0
ショタ提督「………」

ショタ提督(……木曾姉さんと龍田姉さんは、今も……)

ビスマルク姉さんの前例を当てはめれば、木曾姉さん達はまさに自分自身と戦っている最中だ。

思い出したくても、その先に進めない……だけど、ゴールは見えている……そんなもどかしい状態。

ショタ提督(僕が真実を話せば、きっと……この世界から解放される。目を覚ますことが出来る……)

ショタ提督「………」

出来る、とは思ったものの……断言は出来ない。この世界からいなくなったとなれば、恐らく意識を取り戻したと考えられるが……

もう1つ。出来ることなら、考慮すらしたくない……恐ろしい可能性。

ショタ提督(……姉さんの、意識が……“無くなる”)

すなわち、姉さん達の“死”。命を落としてしまえば、必然的にこの世界から消えてしまうことになる。

姉さん達を助けようとしている僕が、そんなことを考えるのは許されないことだが……どうしても、頭をよぎってしまう。

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(ビスマルク姉さんは、助かったんだ……絶対に、目を覚ましてる……はず、なんだ……!)

ショタ提督(なのに……どうしても、怖い考えが振り払えない……!僕が追い詰められれば、それだけで姉さん達に影響を与えてしまうのに……!)

怖がっている場合じゃないのは分かっていても、その先へ踏み出せない。

姉さん達から問いかけられるのではなく、僕の独断で話してしまうことが……万が一、姉さん達の精神を破滅に向かわせることになってしまえば……!



バタッ…



ショタ提督「……!」クルッ

木曾「うぐっ……っはぁ……!」

ショタ提督「……木曾、姉さん」

木曾「……提、督……教えて、くれ……!」

ショタ提督「ッ!!」

木曾「何か……知ってるんだよな……?俺の知らないこと……いや……」

ショタ提督「………」

木曾「俺が……“何を思い出せない”、のか……」

ショタ提督「……っ」



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