過去ログ - 速水奏「全部、貴方のせいにしちゃいましょう。」
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4:znAUHOH90 3[sage]
2017/04/26(水) 01:13:37.17 ID:kIea3Dc10

「スカートの中、見えるだろ。せめて短パンかなんか履け。」

いま、同じ台詞を言われて陥落しない自信はとてもないから、触れたら折れそうなくらい細い腰に手を回して、何でもないふうを装ってこんなふうに振る舞うしかない。

「それは、プロデューサーとしての指導かしら? それとも、独占欲?」

女性特有のふわりとした感触が脳を痺れさせるが、努めて表情に出さないように。
そんな虚勢を嘲笑うように、耳許でささやく。

「俺の女に色目使うな……って。貴方がいつでも隣に居て言ってくれればいいじゃない。」

甘い吐息を含んだ声で、背筋が泡立つ。

「そうしてくれるなら、いつでも、独り占めされてもいいよ?」

両手が肩に移され、しなだれかかられそうになったとき、何かのスイッチがプツッと入ってしまう予感がして、誤魔化すように奏の頬をつねった。

「ひゃっ!?」
「いーかげんにしろ! 仕事中だぞ〜一応〜?」
「ほ、ほへん、ほへんっへは〜!!」

……クローネの方針にはそぐわないだろうが、こういう愛嬌ある顔も破壊力高いと思うんだがな。
むにむにとほっぺをこねたりおちょぼ口にしたりして、公式では絶対見られない速水奏を楽しむ。

「ああ、もう……女の子の顔になんてことするのよ。」
「やかましい、取るならさっさと取ってくれ。」
「あら、素直。ふふっ、迫った甲斐もあったかな?」
「お前には敵わんよ」
「はいはい、じゃあ、見せてね。」




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