過去ログ - 白菊ほたる「わたしにできること」
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9:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 02:47:29.98 ID:8oAJsxq30
  ◆◆◆


【二時間後、女子寮】

ほたる(荷造りは、おしまい・・・こことも、もうお別れ)

ほたる(本当はもっと、ここにいたかった。ううん、いまも、居たい。だけど、それは出来ないから)

ほたる(これ以上ここが好きになったら、わたしは耐えられないから。機会も友情も、やさしさも。もらってばかりのわたしが、皆の幸せを壊すなんて、あってはならないことだから・・・)

ほたる「・・・ぐすっ」

モバP「ほたるー!!!(扉バーン!!)」

ほたる「え、あ、ぷ。プロデューサーさん!?」

モバP「辞表の話は聞いた。手紙も読んだ!すまん!(土下座)」

ほたる「あ、謝らないでください。皆に悪いところなんて、ひとつもないんです。わたしが・・・わたしが悪いんです。耐えられない、わたしが。だから、ここを、離れないと」

モバP「ほたる、聞いてくれ」

ほたる「・・・」

モバP「俺は、おまえに辞めてほしくない。幸せになってほしい。ここでアイドルを目指してほしい。だから、手紙を読んでから今まで、どうしたらおまえを止められるか、ずっと考えていた。だが、思いつかなかった。おまえはやさしい子だから、決して自分の不幸が、好きになったものを傷つけることを許せないだろうからだ」

ほたる「・・・はい。だから、わたしはここを」

モバP「だから、俺はおまえに残酷な頼みをすることにした。おまえにここにいてもらうために。おまえに、ここに居ていいんだと思ってもらうために」

モバP「ほたる、おまえの不幸な過去を、皆の役に立ててくれ」

ほたる「・・・っ」


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