過去ログ - まり花「りんちゃんと久々のデート」
↓ 1- 覧 板 20
24:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:33:09.49 ID:qwXNhFaYo
……
まり花「あむ……ふぉおおおっ!このケーキ美味しいよっ!甘い甘い生クリームがたっぷり載ってるよおっ!」
凛「そうね、ケーキは中々……でも蕎麦は微妙だったわ」
25:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:36:17.90 ID:qwXNhFaYo
凛「あ、あー……」
まり花「ふふふ、はーい♪」
凛「あむ……」
26:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:39:11.90 ID:qwXNhFaYo
凛「まぁそれはいいとして……ほら、レコード屋、口を開けて」
まり花「えへへへへ、あーんっ♪」
凛「あーん……」
27:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:42:19.21 ID:qwXNhFaYo
……
凛「ほら、いつもの河原よ」
まり花「うん」
28:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:46:45.68 ID:qwXNhFaYo
そう言ってくれるりんちゃん。
以前なら、えへへ、とわたしは笑みをこぼしたかもしれません。
勿論嬉しいんです。
でも、今のわたしは素直に受け止められなかったみたいで。
りんちゃんの笑顔だって、今にも掻き消えてしまいそうに思えました。
29:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:48:26.04 ID:qwXNhFaYo
気付いたら、わたしの瞳からは涙がぼろぼろと溢れていました。
それを見て慌てるりんちゃん。
りんちゃんは何も悪くないのに、わたしは泣くのをやめられませんでした。
まり花「ふぇ、ええ、ええん」
30:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:51:20.55 ID:qwXNhFaYo
わたしは暫くりんちゃんの胸で泣きました。
りんちゃんの体温は、わたしの心を解き解してくれるようで。
少しだけ、気持ちが楽になりました。
まり花「……あのねりんちゃん、わたしね、不安なの」
31:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:54:31.96 ID:qwXNhFaYo
まり花「わたし、こんなに自分がやな子だなんて、思わなくて……ぐす」
凛「レコード屋、自分を責めるのはやめなさい、また泣いてしまうわよ」
まり花「うう、でもお」
32:名無しNIPPER[sage]
2017/04/28(金) 23:57:09.45 ID:qwXNhFaYo
まり花「ん……」
凛「……ふう、ど、どうかしら?」
わたしとりんちゃんがキスしていた時間はそれほど長くはありませんでした。
33:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 00:00:22.01 ID:nQ5SJ0tSo
凛「……わ、分かったわ」
まり花「りんちゃん」
凛「じゃ、じゃあ、一旦私の家に行きましょうか、私しかいないし、幾らやっても平気よ」
34:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 00:03:42.92 ID:nQ5SJ0tSo
りんちゃんの部屋は、何一つ変わっていませんでした。
スペックの高そうなパソコンも、本がぎっしり詰まった本棚も。
前にりんちゃんの部屋に行った時と同じです。
そして、わたしも数え切れないくらい使った暖かそうなお布団も……。
44Res/26.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。