過去ログ - 【ミリマス】みんな揃ってクレシェンドブルー!
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11: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/05/06(土) 18:23:11.88 ID:Ms6QF+kDO



翌日、事務所へ行くと静香と志保が既に居た。
麗花は…まだ、来ていないようだ。
取り敢えず、志保と静香にも色々聞いてみる。

「なぁ志保、静香。野々原茜と箱崎星梨花って名前に覚えはないか?」

「ありません」

「私もです」

即答された。
まぁそうだよな、俺も覚えてはいない。
ただ何処かで、聞いたことがあったようななかったような気がするだけだ。
それが何処だかも、全くもってわからないが。

「おっけ、麗花が来たら三人でレッスンに向かってくれ」

そのまま俺はデスクに着く。
色々と気になることはあるが、先ずは仕事最優先だ。
えっと、この書類が次の企画で。
あー、コーヒー淹れてからにするか。

「おはようございます、プロデューサーさん。コーヒー淹れましょうか?」

「あ、おはようございます小鳥さん。お願いしていいですか?」

キッチンから出てきた小鳥さんに挨拶し、そのままコーヒーをお願いする。
あ、そうだ。
どうせなら、小鳥さんにも聞いておくべきか。

「はい、コーヒーです」

ことん、と。
目の前にマグカップがおかれる。
ゆらゆらと揺れる湯気が、なんとなく心を落ち着けてくれる様な気がした。

「ありがとうございます。ところで小鳥さん、野々原茜と箱崎星梨花って名前に覚えはありませんか?」

「野々原茜…箱崎星梨花…すみません、覚えてないです…」

「ですよね、失礼しました…あ、それとなんですけど、クレシェンドブルーって最初から三人ユニットですよね?」

「…お疲れですか?プロデューサーさん」

「あーいえ、麗花がそんな事を言っていたので。とはいえそうだよな…」

気になるが、後で麗花から詳しく聞けばいいだろう。
コーヒーを一気に煽り、画面と向かう。
さて、さっさと色々終わらせないと。





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