過去ログ - 二宮飛鳥?「幾千もの出逢いを越えて」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/29(土) 23:51:27.07 ID:LfMbYF0G0
「飛鳥……なのか?」

[producer]は、"それ"に問いかける。

「そう、ボクはアスカ。二宮飛鳥。キミがボクをそう意識し、観続ける限りは、ね」

"それ"は、二宮飛鳥を名乗る。識ってしまえば、聞くまでもなかったことだった。

ただ一つ、その答えに添えられた言葉が気になった。

「観測(み)るのを辞めてしまえば、どうなる」

[producer]は、"二宮飛鳥"に問いかける。

「さあ、それはボクにも理解らないさ」

さすれば、そんな問いがボクたちの間に必要なのかな。とでも言いたげに"二宮飛鳥"は答えるのだ。

これも、聞くまでもないことであった。

「キミは、ボクと"共に偶像のセカイの頂点にまで上り詰めてみせる"と言ったけれど」

「ああ、そうだ」

「そんなことを疑問に思ってしまう程度には、その気持ちが揺らいでいるのかい?」

「いや、二宮飛鳥と頂点まで上り詰める覚悟に、揺らぎは無いさ」

こうして、決まりきった問答をすることに何の意味があるのだろうか。


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