過去ログ - ヴィーネ「悪魔的行為」ガヴリール「お前には無理」
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3:名無しNIPPER[saga]
2017/04/29(土) 23:50:55.10 ID:Lw1YlrV00
 通い慣れた階段を登る。私の体重に軋む音が、どこか心地よかった。天候もいい。風はなくカラッと晴れている。こういう日はどこかに出かけたくなるなあ。土曜日で、学校も休みだ。

ラフィ「あらヴィーネさん」

 そんなことを考えていたら、見知った天使の声が聞こえた。比喩ではない、事実として彼女はあれでも天使なのだ。

ヴィーネ「ラフィじゃない、もしかして貴女もガヴのところ?」

ラフィ「いえ、私はこれからサターニャさんで遊びに」

ヴィーネ「今確実にサターニャ『で』って言ったわね」

 そうですか、などと無垢な笑顔で宣う。私が言えたことではないけれど、本当に天界は大丈夫なのだろうか。こんな人が次席でアレが主席だなんて。



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