過去ログ - ヴィーネ「悪魔的行為」ガヴリール「お前には無理」
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4:名無しNIPPER[saga]
2017/04/29(土) 23:53:17.13 ID:Lw1YlrV00
ラフィ「ヴィーネさんはガヴちゃんとお出かけですか」

 本当ならそうしたいところなんだけれどね。あの子とても可愛いし、その気があればいくらでも私が見繕ってあげるのになあ。でも絶対に面倒臭がるし。はあ、勿体ない。

ヴィーネ「ううん、掃除よ掃除。ほっとくとすぐゴミ屋敷になっちゃうんだから」

 最初の内は自分でやるように促したり、せめて少しでも手伝ってもらおうとしたり頑張ったんだけどね。最近はもう諦めてほとんど私一人であの子の部屋を片付けている。

ラフィ「あらー、甲斐甲斐しいですね。通い妻みたいです」

 か、通い妻!?

 顔が熱くなるのを感じた。もう、急に何を言い出すの。

ラフィ「前々から思っていたんですけれど――」

 見れば、ラフィが満面の笑みを浮かべている。うう、嫌な予感がする。あれはサターニャを弄っているときと同じ表情だ。

ラフィ「どうしてそんなにガヴちゃんのお世話をするんでしょうか」

ヴィーネ「そ、それは……」

 ガヴリールが、どうしようもない子だからだ。自堕落だし、宿題やってこないし、すぐ学校をサボろうとするし。誰かが監督してあげないともっと駄目になっちゃいそうで。

ラフィ「もしかして、そうやってガヴちゃんを自分に依存させて堕天させようとしているとか?」

ヴィーネ「えっ」



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