過去ログ - 甘くてとろける百合バス 私と――。
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26:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:29:01.16 ID:bGKhngeS0
バイバイ。
別れの挨拶。
え、え、死ぬ?
瞬きもしない内に、伏せていたヤンキーちゃんが飛び起きた。
同時に起こったそれらの出来事に、私はついていけず、体が固まる。
後方で、悲鳴。
振り返る。
ロングの腕にナイフが刺さっている。
丹精な顔が、鬼のように歪んでいた。
恨みのこもった目。
あの子のために、消えてよ。
あんたが一番とろくさいんだから。
消えたって、誰も困らないわよ。
と、ロングが腕を押さえながら、銃口をこちらに向けた。
ヤンキーちゃんが、砂を引きずりながら、私の前に立った。
やめて、二人とも。やめて。
声に出ない。
心の声は言葉にならない。
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