過去ログ - 超能力戦争から逃げて異世界に来てしまった【キャラ募集安価】
↓
1-
覧
板
20
52
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/04(木) 23:02:05.36 ID:kIZOMHIZ0
「たくさんお金もらえたね!」ニャンッ
はしゃぐルバーサを横目に龍矢は少し悲しい気分に浸っていた。
『おめぇが実力あるのはわかった。だが、俺らにも仕事が必要なんだ。奪わないでおいてくれるか』
ルマル通常の十倍の給料を龍矢に支払った。経験のない彼でも分かる。
(もう来るなって事か……)
確かに、自分ひとりでやれるなら彼らはもう必要ないだろう。それはシステムを変える事であり、超越戦争が起きた原因と同じだ。
(やっぱり超能力者は邪魔な存在なのか……?)
末代である龍矢のような存在は、超能力者であることに誇りを持ってはいなかった。
むしろ普通の人間たちから恨まれていた彼らにとって、自分たちは畏怖の対象であり異質な存在だという認識しかない。
「……ごめんなさい。ぱぱはああいうアライグマ族だから」
後ろをついてきていたリマルが深々と頭を下げた。熊のぬいぐるみみたいで愛くるしい。
「でも、龍矢さんのことはすごく尊敬したと思う。アライグマ族にとって物を奇麗にできる人は尊敬の対象だから」
「……そう、なのかな」
「うん……、私も龍矢さんのことが……」
もじもじとするリマルを見て、ルバーサが、
「すごーい! リマルちゃん一目ぼれしたんだね!」
と言った。
「えぇ!?」
「る、ルバーサちゃん!?」
慌てるリマルをおいてルバーサは二人の周りをぐるぐると回った。
「好きなことはいいことにゃっ! 良い事は好きになるにゃ!」アハハハッ
龍矢は反応に困りつつも、二人に感謝した。
こんなにも楽しい時間を過ごせるのは二人のおかげなのだから。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
200Res/105.82 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 超能力戦争から逃げて異世界に来てしまった【キャラ募集安価】 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1493896391/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice