11:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:08:23.39 ID:8DsDoAX50
 そう考えると無性に腹が立った。 
 犯してめちゃくちゃにしてやりたいと思った。 
 そう思ったから、その家の塀をよじ登り、ベランダまで這い上がる。 
 相変わらず魚たちは一切僕のことを気にしている様子はなかった。 
  
12:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:10:28.59 ID:8DsDoAX50
 白ならシミになってもわからないだろうという現実的な判断力を持って僕はその中の一番上の竜を犯すことにした。 
  
 いきり立つ自分のブツを取り出し、大口を開けたそれに突っ込んだ。 
 その瞬間、風が強く吹き、僕のそれを優しく包み込んだ。 
  
13:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:11:06.45 ID:8DsDoAX50
 出された精液は竜に飲み込まれ、そのまま後方から吐き出されていった。 
 初夏の日差しに、反射した精液たちはキラキラと輝きながら風に運ばれ、空を泳いだ。 
 反射する光はまぶしく、光り輝く鱗のように見えた。 
  
 力強く、流れる川のようにうねる精液は、一匹の竜のようにも見えた。 
14:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:12:02.91 ID:8DsDoAX50
 精液は、勢いを増し、牙を持ち大きな爪を形作った。 
 風は竜に付き従い、大きなうねりとなった。 
 そして竜はそのまま空のかなたに飛び去って行った。 
  
 竜を見届けてから僕は帰路についた。 
15:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:13:10.87 ID:8DsDoAX50
 竜は空を翔け、海を渡り、干ばつにあえぐ国に雨雲を運んだ。 
  
 その竜は何千万人もの命を救った。 
  
 そしてそのことを男は知らない。 
16:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:13:36.37 ID:8DsDoAX50
 おしまい 
17:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 12:40:37.21 ID:bdAIPV1Xo
 変態だー! 
18:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 13:12:02.43 ID:Q9HPuLPA0
 てっきり竜みたいな大きさになる話かと……(ミミズを見ながら 
19:名無しNIPPER[sage]
2017/05/13(土) 14:45:18.62 ID:VWybVrBoO
 変態だああああああああ!? 
 でも面白かった乙 
19Res/6.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。