過去ログ - 股間から竜が生まれた話
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8:名無しNIPPER
2017/05/05(金) 12:02:19.29 ID:8DsDoAX50
公園に行くと、たくさんの小さな子供たちが遊びまわっていた。
そしてそれを見守る母親たちは、彼女らの役目を全うするでもなく井戸端会議に盛り上がっている様子で、こちらに気づいてもいないふうだった。

僕は藤棚の下のベンチに腰を掛けて、藤の屋根の隙間から覗く空を眺める。
空は広くとも、僕に割り当てられた空は手のひらほどもなかった。
気持ちのいい風が頬を撫で、子供たちの歓声が遠くで残響のように聞こえている。



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