過去ログ - ガヴリール「サターニャ、好きです!」
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17
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:21:49.77 ID:QLvvP3vjo
全身をくまなく愛す。
もうヴィーネが私以外を考えられなくなるように。
二度とあいつのことを考えないように。
「ガヴ……ん、ガヴっ」
以下略
18
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:22:19.62 ID:QLvvP3vjo
◇
教室であいつが口を開くことはなくなった。
誰もあいつに話しかけないし、あいつも誰にも話しかけない。
私が、あいつを守っているんだと強く実感する。
以下略
19
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:22:51.91 ID:QLvvP3vjo
「別に用はねーよ」
「勝負もしない」
「友達に話しかけちゃいけない道理はないだろ」
「友達……」
以下略
20
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:23:34.47 ID:QLvvP3vjo
「ほら、あんたの後輩の」
「ああ、タプリスのことか」
「タプリスがどうかしたのか?」
以下略
21
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:24:11.25 ID:QLvvP3vjo
◇
「天真先輩からお誘いだなんて、緊張してしまいます!」
その日、すぐにタプリスを家に呼んだ。
以下略
22
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:24:51.18 ID:QLvvP3vjo
「なあタプリス」
「はい、なんでしょう」
「私の事はどう思ってる?」
以下略
23
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:26:05.11 ID:QLvvP3vjo
「そっか、よかった」
「それって……」
「私もタプリスのことが好きってことさ」
以下略
24
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:27:03.12 ID:QLvvP3vjo
◇
「う、うーん……」
「目、覚めたか」
以下略
25
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:28:22.13 ID:QLvvP3vjo
「当たり前だろ」
「私は嘘なんてつかないよ」 ──好きな相手には。
「私が好きなのはお前なんだよ」 ──嘘。
「天真先輩……っ」
以下略
26
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:29:03.46 ID:QLvvP3vjo
◇
あれから一年、あいつに近づく奴は私が引きはがした。
結果としてあいつは孤立した。
以下略
27
:
か
◆aDRXZRX9R2
2017/05/05(金) 15:29:35.87 ID:QLvvP3vjo
◇
「やっと気づいたの」
「やっぱり私にはあんたしかいないって」
「断っておいて、おこがましいわよね」
以下略
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