過去ログ - 【ﾓﾊﾞﾏｽ】千夜の姫に宿る炎 -SS速報VIP

過去ログ - 【ﾓﾊﾞﾏｽ】千夜の姫に宿る炎

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20: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 20:56:50.23 ID:bJjoFCkuo

「……で、何の話だっけ？」

「ああ、そうでございました。先ほどの授業のことなのですが……」

21: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 20:57:40.84 ID:bJjoFCkuo

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22: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:01:28.32 ID:bJjoFCkuo

爺は、パパが小さいころから使用人として働いていますです。
仕事にはとても厳しくて、でもみんなから尊敬されているのです。
そして、わたくしの歌や踊りの先生でもあるのですよ。
わたくしが上手にできると、とても褒めてくれました。

以下略

23: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:02:06.65 ID:bJjoFCkuo

「申し遅れました。わたくし、ライラさんというのですよー」

「ライラちゃんかい。綺麗な名前だねぇ」

以下略

24: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:03:45.39 ID:bJjoFCkuo

おしゃべりをしながら歩いていると、あっという間でございました。
ちょっと古ぼけた木造の家が、お婆さんの駄菓子屋さんなのだそうです。
あんまり立派ではありませんが、あったかい印象のお店でございます。

以下略

25: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:06:32.83 ID:bJjoFCkuo

「どう？」

受け取ったアイスを口に入れると、優しい甘さが広がりました。
まるで、目の前のお婆さんの笑顔みたいな。

以下略

26: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:07:56.13 ID:bJjoFCkuo

「ありがとうございますです」

「ふふ、どういたしまして」

以下略

27: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:08:52.63 ID:bJjoFCkuo

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だいぶ、日本での生活にも慣れてきましたです。

以下略

28: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:10:33.57 ID:bJjoFCkuo

ライラさんの前には、色んな発見があります。
出来るなら、全部しっかりと憶えていたいのですが。
のんびりなライラさんでは、手のひらからこぼれるものが出てきてしまうのです。

以下略

29: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/07(日) 21:12:45.48 ID:bJjoFCkuo

「あー、ガイジンだー」

今日一日の事を振り返っていると、元気な声が聞こえてきました。
ガイジン、というのはライラさんのことでしょう。

以下略

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