過去ログ - 【ﾓﾊﾞﾏｽ】千夜の姫に宿る炎 -SS速報VIP

過去ログ - 【ﾓﾊﾞﾏｽ】千夜の姫に宿る炎

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41: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:36:23.66 ID:OYuxYFkRo

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こうして、ライラさん一人の生活が始まりました。

42: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:37:13.28 ID:OYuxYFkRo

「おや、ライラちゃんおはよう」

「おー、大家さんおはようございますですよ」

43: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:37:54.21 ID:OYuxYFkRo

優しくしてくれた人には優しくしないといけません。
お食事のお世話をしていただいているのですから、何かお返しをしないといけません。

ライラさんができることはあまり多くありませんが、お掃除ならできます。

以下略

44: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:39:22.72 ID:OYuxYFkRo

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以下略

45: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:40:14.65 ID:OYuxYFkRo

「ごちそう様でございました」

「はい、お粗末様」

以下略

46: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:40:55.66 ID:OYuxYFkRo

「ふふふ、脅かしちゃったかねぇ」

どうしようかと考えていると、大家さんがおどけたように笑っていました。
さっきまでの緊張が嘘のように、力が抜けてしまいましたです。

以下略

47: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:41:48.81 ID:OYuxYFkRo

一番大きな理由は、オマケでございました。
駄菓子屋のお婆さんにしていただいてとても嬉しかったので、ライラさんもしてあげたかったのですが。
オマケをしてあげたお子さんはとても喜んでくれたのですが。
それは、良いことではなかったのです。

以下略

48: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:42:45.33 ID:OYuxYFkRo

「なるほどねぇ」

「黙っていてごめんなさいです」

以下略

49: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:44:15.84 ID:OYuxYFkRo

「安心していいよ。すぐに追い出すわけじゃないから」

俯いたライラさんにかけられた声は、優しいものでございました。
顔を上げると、イタズラっぽい笑顔の大家さんがこちらを見ています。

以下略

50: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:47:28.60 ID:OYuxYFkRo

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ライラさんでもできるお仕事とは、一体どのようなものがあるのでしょうか。

以下略

51: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2017/05/10(水) 22:48:43.42 ID:OYuxYFkRo

「で、そんな子が隣の席で眉を寄せてたら、そりゃねぇ？」

そう言って、視線がライラさんを挟んで反対側に飛びました。
少し気まずそうに、ライラさんのもう一人のお隣さんがこちらを見ます。

以下略

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