過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
1- 20
29:名無しNIPPER[saga]
2017/05/08(月) 08:08:57.98 ID:q+4xppbV0
そんなこんなで、いよいよ釣りの時間である。

あずきと肇ちゃんは、沖桟橋の上に並んで堤防の外側へ。プロデューサーさんは、あずきたちと反対側に立って堤防の内側へと仕掛けをキャストした。

二筋の銀糸が、朝焼けの残る波間へと溶けていく。一瞬の時間を経て、かすかな手応えといっしょにあずきたちの釣り餌は着水した。



「天気は、やや曇りがちな晴れといった具合でしょうか……。釣りにぴったりの、いい日和ですね」



『ひより』だって! こういう細かい言葉の使い方が、あずきにとって肇ちゃんという存在を遠くのものに感じさせる…………っていうのはさすがに大げさかな。



「大げさだと思います……」



苦笑交じりに返事をする肇ちゃん。

そうして笑みを浮かべたまま、肇ちゃんはあずきへ向かってこう言うのだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/42.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice