過去ログ - 伊織「証をちょうだい」
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11:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:48:47.24 ID:EiI7XmX40
「お嬢さまもなかなか難しいところがありますからね」
空になったグラスにウィスキーを入れながら、新堂さんは俺にそう言った。
そう、何を隠そうこの店は新堂さんのお店なのである。
伊織の免許の取得、および運転の楽しさに目覚めて、時間に空きができた新堂さんは、かねてよりの願いだった自分の店をオープンし、社長や俺や小鳥さん、それにお酒の美味しさを知ったアイドルたちがいく行きつけの店となっているのだ。
「俺が悪いのわかってるんですよ。ただ謝ろうにも、あいつの前に行くとなんかこう気がひけるというか」
「ええ、分かりますとも。私にも経験があります。お嬢さまの持つ圧にやられてしまうと、どうにも言葉に詰まってしまいます」
「そうなんですよね、なまじ自分に非があるの分かってるから」
などと会話しながら、どう伊織に謝るかの計画を立ててた、その時だった。


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