8:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:47:23.64 ID:EiI7XmX40
今から考えるとあの時俺が感じていたものは嫉妬なのだと思う。だからと言っても仕方ないが。
話はまだ続いている。伊織はまだ携帯を置かない。 伊織の周囲だけ空間が切り取られている気がした。
「随分と仲よさげなんだな」
ムスッとした声で、俺は伊織にそう言った。
空気が氷点を割るのを自分でも感じた。
「何考えてのよ、あんた」
どうしたのと言いたげに伊織がこっちを見て、そして俺が機嫌が悪い理由にも思い至ったようで、呆れた表情に変わった。
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