14: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/05/06(土) 00:27:52.79 ID:vBGUfo7C0
菜々さんは一度深呼吸してから、俺の目を見つめて、言った。
「Pくんはナナの夢が何だか、憶えてますか?」
憶えてはいない。俺は菜々さんの幼馴染としての記憶はないから。
でも、菜々さんがの夢が何かはよく知っている。
「アイドルだろ。歌って踊れる声優アイドル」
「はい!憶えていてくれたんですね!そ、それでですね……」
菜々は少し顔を赤らめ。
「実は今日、アイドル事務所のオーディションに行く予定なんです」
恥ずかしそうに言った。
可愛い。
「合格」
「な、なんですか急に?」
しまった。いつもオーディションをする側だったから、思わず合格を出してしまった。
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