4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/07(日) 00:06:45.70 ID:NFoXfhr30
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有香「………………」スゥー
有香「………………」フゥー
五十嵐響子「……えぇと……あっ、有香さん。ここにいたんですね」
櫻井桃華「……でも、お取込み中のようですわ」
桃華「あれが、有香さんの仰る、瞑想……黙想、だったかしら?」
響子「ああやって、心を落ち着かせることで、迷いを無くすんですね……。なんだかすごいです」
桃華「いつもお仕事に真っ直ぐ、真剣に打ち込む有香さんらしいですわね」
響子「……お料理の時も、あれくらい落ち着いていれば……ハンバーグを破壊なんて、することも無かったのに……」
桃華「響子さん? 何なのです、その物騒な言葉は?」
響子「あっ……うふふ、こっちのお話ですっ」
有香「………………」スゥー
有香「………………」フゥー
桃華「それにしても……」
響子「桃華ちゃん、どうかした?」
桃華「いえ、ああやってずっと同じ姿勢で……足が痺れることはないのでしょうか?」
桃華「わたくし、以前のお寺での合宿で、初めて座禅というものを体験しましたの。……終わった時は、あんなにも足の感覚を失うものかと、愕然としましたわ……」
響子「あはは、それは私もいっしょ……」
桃華「思えばあの時も、有香さんは涼しい顔をしていらしたような……。何か、コツのようなものでもあるのでしょうか?」
響子「うーん……有香さん、小さい頃から道場に通っていたみたいだから、慣れというか、身体に染み付いているのかも……?」
桃華「なるほど……継続は力なり、とも申しますものね」
響子「そういえば、私もアイドルになる前はあんまり運動とかしてなかったから、レッスンを始めた頃はよく筋肉痛になったりしたけど……」
響子「今ではそんなことも随分と減ったし、それと同じなのかな」
桃華「では、それだけ有香さんが常日頃から鍛錬を重ねてきている、ということですのね……!」
桃華「さすが、わたくし達の主将、ですわ」
響子「しゅしょう……?」
桃華「……あら。ふふっ、お気になさらないで下さいまし。こちらのお話です」
有香「………………」スゥー
有香「………………」フゥー
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