過去ログ - 【プリパラ】当たり前すぎてわからないこと
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◆2tw7Ji6IluEW
2017/05/09(火) 20:48:41.99 ID:Phy+TkVy0
私、真中のん!中学2年生!プリパラでアイドルやってます!
ようやく1年前に神アイドルになってから、色んなところに引っ張りだこだけど、プリパラのために!パラ宿のために頑張ってます!
そんな私はプリパラの外ではパプリカ学園中等部に通う中学2年生!そこで私はあることをして頑張ってます!それは……
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 20:52:49.96 ID:Phy+TkVyo
「おはようございます!」
「おはようございます」
「おはようございます!」
「おはようございます」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 20:57:43.60 ID:Phy+TkVyo
昨年まではみれぃさん──南委員長のことね──が風紀委員長を頑張ってたんだけど、受験勉強で忙しくなるってことで、成績優秀な私に交代になったと言うこと。
風紀委員の仕事は色々大変だけど、私が学校のために頑張れてるって思うと楽しいって思えるかな?
さて、もうそろそろ門限なんだけど、””いつもの人””は来てない。これはやっぱり……
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:00:42.53 ID:Phy+TkVyo
「えへへ、セーフだよね、のん?」
「……残念だけど、アウトだよ、お姉ちゃん!違反チケット1枚!」
「ふぇ〜、そんな〜」
そう、その人とは私のお姉ちゃんことらぁら。パパラ宿のプリパラを盛り上げるために、アボカド学園に転校してたんだけど、去年ようやく戻ってきた。
以下略
5
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:04:14.48 ID:Phy+TkVyo
「なんでいつもいつも遅れてくるの!」
「えへへ、昨日はみれぃと通話してたらいつの間にか寝るのが遅くなっちゃって。へへへー」
そのみれぃさんは普通に登校してきたんだけど。まあそんなことを詳しく聞いてる暇はないので。
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:07:49.47 ID:Phy+TkVyo
と言う感じで風紀委員の仕事はひとまず終わり……って言いたいところなんだけど!
「また来てないー!まったく!」
本当は朝の校門チェックの時は風紀委員は全員出ないといけないのに!全くあの””副委員長””は!
以下略
7
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:12:47.84 ID:Phy+TkVyo
私は勢いよく教室のドアを開けると、その副委員長のところに向かう。
「お、のん!おっはよー!」
「ちょっとペッパー!今日は校門でチェックする日でしょ!」
「ごめ〜ん、忘れてた〜」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:17:20.49 ID:Phy+TkVyo
もともとペッパーは同じノンシュガーにいるチームメイトだ。私が小学4年生だった時にパプリカ学園に小学1年生として転校してきた。
でも、いつの間にか飛び級して私と同じクラスになっていた。ペッパーにそんな学力があるなんて思わなかった。
で、私が風紀委員に入ろうとしてきた時になぜか一緒に入ってきた。ペッパーは全く不真面目って訳でもなかったからか、私が委員長になると同時にペッパーが副委員長に指名されたと言う訳。
当の私は納得できてないのだけど。
以下略
9
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:20:18.60 ID:Phy+TkVyo
そんな風紀副委員長なのにだらしないペッパーだけど、学力以外にもスポーツは万能だし、性格はいいしで、みんなに好かれている。先生も含めて。
だから注意してくる人間は私以外にはいない。そんな状況だからすごく疲れる。
「はぁ、疲れたよー」
「お疲れです、のん」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:24:13.52 ID:Phy+TkVyo
「ペッパーの世話ほんっと大変……」
「のんの顔見たらよくわかります」
「うー、ちりからも何か言ってよ」
「私は別に今のペッパーでもいいので……」
「もうちりってばー!」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:28:07.94 ID:Phy+TkVyo
「それに私、パプリカ学園に転校してから1年しか経ってないからわからないんですけど、風紀委員会に副委員長っていましたっけ?」
「……言われてみれば」
どう言うこと?ペッパーのために副委員長が用意されたってこと?
いやでもそんな訳ないし、単に風紀委員が増えたからかもしれないし……
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:39:39.87 ID:Phy+TkVyo
「お久しぶりです、みれぃさん」
「あら、お久しぶり、真中のんさん」
「すみません、受験で忙しいのに呼び出してしまって」
「あら、いいのよ、たまには息抜きも必要だしね」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:44:31.82 ID:Phy+TkVyo
「じゃあ最後に質問します。副委員長にペッパーを指名したのはなぜですか?」
「……やっぱりその質問が来ると思ってた」
どういうこと?
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:48:10.25 ID:Phy+TkVyo
「……よくわかりません」
「今はわからないのも仕方ないわね。でも、そのうちわかるわよ」
「……」
「それじゃ私はこれで失礼するわね」
「はい、ありがとうございます」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:54:22.84 ID:Phy+TkVyo
みれぃさんと別れて、家に帰ろうとすると。
「おーい!のんー!」
「なに、ペッパー」
「へへーん、急にのんに会いたくなった!」
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 21:58:09.70 ID:Phy+TkVyo
「あの、のん」
「もうペッパーなんか知らない!」
「のん!?」
ハッとした。言ってはいけないこと言ってしまった。目の前にいるペッパーが今にも泣き出しそうで。
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◆2tw7Ji6IluEW
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2017/05/09(火) 22:00:16.05 ID:Phy+TkVyo
その日は後悔と不安で寝ることができなかった。
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◆2tw7Ji6IluEW
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2017/05/09(火) 22:05:04.31 ID:Phy+TkVyo
翌朝。頭が重い。私はすぐに風邪をひいたと気づいた。正直今日は学校行きたくないと思ってたから、嬉しかった。風紀委員長なのに。
あ、今日も校門で挨拶する日だった。でももういいや。
「のんー?まだ起きてないのー?」
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◆2tw7Ji6IluEW
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2017/05/09(火) 22:09:33.56 ID:Phy+TkVyo
それからお姉ちゃんに渡された風邪薬を飲んで、電話で先生に連絡して、ベッドに横になった。
「じゃ、いってくるからね、のん」
「いってらっしゃい、お姉ちゃん」
以下略
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◆2tw7Ji6IluEW
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2017/05/09(火) 22:15:46.40 ID:Phy+TkVyo
気がつくと夕方になっていた。相当寝てしまったみたい。まあそのおかげで体はだいぶ楽になった──と思う。
そう思ってると部屋の扉が開いて。
「あ、のん、起きた?ちりちゃんがお見舞いに来てるよ」
「こんにちは、のん。体調は大丈夫?」
以下略
21
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◆2tw7Ji6IluEW
[saga sage]
2017/05/09(火) 22:21:46.34 ID:Phy+TkVyo
「そういえばのん!みてこれ!」
「なに、お姉ちゃ──!」
その画面に映っていたのは、校門での挨拶に参加してるペッパーだった。
以下略
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