過去ログ - 魔王♀「食べちゃうぞー!」勇者の母「食べないでください!」
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14:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 00:29:49.92 ID:sscDpbIG0
女は土が崩れるように、しゃがみ込みました。
そして、言います。

私を食べていいですから、その子は食べないでください!

ずるずると色々な音が混じって聞き取りずらかったのですが、少女はかろうじて聞き取れました。

少女は思います。
ほら、やっぱり食べて欲しかったんだね!
少女は大きく頷きました。

いいよ!

少女は大きな口を開けます。
女は両手を組んで、食べやすいようにしてくれていました。
これは良い食べ物だ。
恐らく、この赤ん坊はこの女の子どもだろう。
じゃあ、きっとこの赤ん坊も良い食べ物に違いない。
少女はいつかの楽しみを覚え、そして、母親をぱくりと食べてしまいました。

ごりごり、むしゃむしゃ、ごくん。

湖のほとりはとても静かになりました。
少女はお腹がいっぱいになり、眠くなってきました。
皮袋を枕に、ごろんと横になります。
少女に周りには食い散らかした、人間達の肉片が散らばっていました。
ざわざわと、木々が動物が寄ってきます。
彼らは残った物にありつこうとしていたのです。

お好きにどうぞ。

少女は満腹だったので、何も咎めませんでした。

ありがとうございます。魔王様。

狼の魔物が言いました。
そして、次々に、周りの魔物たちがお礼を言いました。
少女は気分が良くなりました。
赤ん坊を自分の横に寝かせて、頭をさすってやるくらいには気分が良くなりました。
赤ん坊と目を合わせ、少女はにっこりと笑いました。

楽しみにしてるよ!

少女はそう言って、眠りにつきました。



おわり


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