過去ログ - 魔王♀「食べちゃうぞー!」勇者の母「食べないでください!」
1- 20
33:名無しNIPPER[saga]
2017/05/16(火) 01:05:49.51 ID:DKrHeI1T0
二人で吸った花を、眼鏡の少女が少女の横髪に飾りました。

素敵よ。

そうかな。

少女は照れくさくて、顔を伏せました。
眼鏡の少女は手を引いて、さくさくとさらに歩みを進めます。

ど、どこに行くの。

もう少し向こうに行ってみましょう。

もう暗くなるから、家に戻った方がいいんじゃない?

少女は、この山に魔物がひっそりと暮らしていることを知っていました。
自分ももちろん含めて。もし、魔の気に当てられたばかりの魔物がいれば、理性がないのできっと暴れるでしょう。
そうなると、自分も眼鏡の少女も危険です。
だから、なるべくなら二人だけで奥に行きたくはありません。

あのね。

眼鏡の少女が言いました。

あなたにもっと近づきたいの。

え。

少女は意味が分かりませんでした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
95Res/64.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice