過去ログ - 飛鳥「素直になれないボクとキミ」
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11:名無しNIPPER[sage]
2017/05/17(水) 02:31:40.54 ID:46VTXVAgo

「プロデューサー」と声をかけられる。疲れから今にも眠りにつきそうだったけれど、飛鳥のその真剣な声に目が冴える。「どうした、飛鳥」と声をかけると飛鳥から抱きしめられた。

「キミに出会えて良かった」と飛鳥が呟く。思いがけない言葉に何も言えなくなる。飛鳥の口から感謝が、不満が、想いが吐露される。しがみつくように抱きついてくる飛鳥を抱きしめかえす。飛鳥の言葉を聞く毎に涙が溢れ、今まで偽っていた心が剥がれていく。誰よりも一生懸命な飛鳥のことを見てきたから言えなかった言葉の数々が漏れ出てしまう。

飛鳥の言葉が止まり、どうしたのかと思い彼女を見つめる。目と目が合い、どちらからともなく「ありがとう」と「大好き」という言葉と唇が重なり、飛鳥の温もりを感じながら僕の意識は微睡みの底へと沈んでいった。



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