過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活八日目
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922: ◆z07gL4YySg[saga]
2017/07/21(金) 19:17:49.96 ID:ly88ZKuz0
〜村紗の場合〜

村紗「らんらららん……おっと、着いた着いた」

旧地獄のある場所の前で、村紗は降りる。

村紗「ここは偶に行くぐらいが丁度良いしねー。まあ、まだここが忘れられない私も私だけども……溺れるし」

そうは言うものの、村紗の眼は少し輝いている。

村紗「全く、聖に知られたら何と言われるか……ま、いっか!」

そう言って、村紗は――その血の池地獄にポン、と飛び込んだ。

村紗「――っぷはっ。やっぱりこの味が忘れられな――もがっ!?」

血の池地獄に飛び込んで早々、村紗の顔が青くなる。

村紗「あ、足攣った……!ちょ、誰か助けてぇえええええ……ぼぼぼぼぼぼぼ……」

しかし、村紗は無意識のうちに血の池地獄から抜け出していたらしい。全身真っ赤にしながら。


〜一輪と雲山の場合〜

一輪「ねえ、雲山……毎回思うんだけどさ」

何処かの山の頂上で、一輪と雲山は向かい合っている。

一輪「私って……影薄い?」

一輪「え?薄くないって?いやいやいや!」

ぶんぶんと腕を振りながら、一輪は雲山が言ったであろうことを否定する。

一輪「宗教戦争の時も、戦った相手は雲山の事ばっかり話すし……スペルカードだって雲山がメインだし……」

悲しそうに顔を伏せながら、独り言のように一輪は言った。

一輪「……え?もっと自分をアピールすればいい?じゃあ例えば何よ?……おい、何でそこで黙るのよ」

一輪「いいもんいいもーん……皆してさ、雲山ばっかり」

口を尖らせながら、一輪は何処からかお酒の一升瓶を取り出しぐびぐびと飲んでいく。

一輪「ぷはっ、姐さんにばれたら拳骨だろうけど……こんなときくらい呑まなきゃね!」

顔を赤くし、一輪はワハハと笑いながら。その山の上で雲山と話していった……。



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