160: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:00:11.91 ID:srcZDy/ro
鞠莉「それこそ、善子が儀式の内容を思い出すのが一番手っ取り早いんだけど……」
善子「……申し訳ないんだけど……ホントに覚えてないのよね」
161: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:00:48.73 ID:srcZDy/ro
鞠莉さんは顔を顰める。
梨子「でも、前よりは多少具体性が出てきたかも……。これからはそれを軸に調べていこっか」
162: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:02:25.61 ID:srcZDy/ro
9月6日、火曜日。
朝は少し早めのバスに乗って登校して、千歌ちゃんと顔を合わせるのは避けたけど……
163: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:02:53.04 ID:srcZDy/ro
梨子「……千歌ちゃん、おはよう」
一応……ケンカ中だけど、挨拶をする。
164: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:03:19.17 ID:srcZDy/ro
梨子「!?……な、なに?」
千歌「その……ぶったのは……ごめん……チカが悪かったと思う」
165: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:03:56.68 ID:srcZDy/ro
* * *
166: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:04:31.60 ID:srcZDy/ro
自分で言ってて、不謹慎だなと思ってしまった。
たまたまよっちゃんが居合わせていなくてよかったなと思う。
167: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:05:29.06 ID:srcZDy/ro
鞠莉「あー……でも、ちょっと話ズレるけど……そのことについても考えておかないとね……」
……と思ったけど、鞠莉さんはこれにも気になることがあるようだった。
168: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:06:05.43 ID:srcZDy/ro
……鞠莉さんは私たちが気付かない問題にも、一個一個ちゃんと気付いている……。
……普段がおちゃらけてるから忘れがちだけれど……
169: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:06:32.23 ID:srcZDy/ro
よっちゃんと一緒にやったマリオを思い出して、ふと口に出していた。
鞠莉「Video gameの?……まあ、確かにあれみたいにわかりやすく残機が出てくれればいいんだけど……」
170: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 09:07:00.02 ID:srcZDy/ro
厳重に守ると大きな規模の干渉が襲い掛かってくるということは、それだけ巻き込まれるリスクもあがるってことだもんね……
鞠莉「……それこそ、どんなレベルの干渉が起こっても大丈夫な状況に置いてあげるってのも手なのかもしれないけど……」
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