4: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:09:46.01 ID:srcZDy/ro
私はよっちゃんの言葉に目を丸くした。
善子「――だから、その日は千歌との約束を断って。それで、私と買い物に行きましょう」
梨子「よ、よっちゃん……?」
――よっちゃんらしからぬその物言いに私は動揺した。
よっちゃんは自由な性格に見えて、思いやりのある常識人だ。
百歩譲って、私がダブルブッキングをしてしまった……とかならまだしも、そもそも千歌ちゃんの先約があるのにそれを断ってまで、自分の用事を優先しろと言われるとは思わなかった。
梨子「え、でも……千歌ちゃんに悪いよ……」
善子「いいから、いくのよ」
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