62: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:38:14.01 ID:srcZDy/ro
二人にお礼を言って私は保健室へと向かった。
63: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:38:40.28 ID:srcZDy/ro
朝から昼まで保健室に先生がいないのは大丈夫なのだろうか。
善子「途中何度か来てたけど……お昼はちょっと、一人になりたいなってお願いしたら、席を外してくれたわ」
64: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:39:07.00 ID:srcZDy/ro
……保健室の主……?……つまり保健室の常連ってことかな……まるで、クラスに馴染めない生徒みたい――そういえば、よっちゃん1学期の頭は不登校だったんだっけ……。
善子「ちょ、ちょっと!可哀想な人を見る目で見ないでよ!!ただ、些細な怪我が多くて、保健室で手当することが多いだけだから!!引きこもりの心のケアとかで保健室通いしてる生徒とかじゃないから!?」
65: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:39:33.65 ID:srcZDy/ro
善子「そうしてくれるなら、助かる……かな。……あ、そうだ」
梨子「?」
66: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:40:00.72 ID:srcZDy/ro
梨子「どうかしたの……?」
善子「あ、ううん……。なんでもない。もうすでに空けてくれてるなら問題なしね」
67: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:40:27.76 ID:srcZDy/ro
善子「……死に戻りの瞬間だけは慣れなくって。戻ってきた朝は……どうしてもね。」
梨子「……そりゃそうだよ」
68: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:40:56.30 ID:srcZDy/ro
* * *
69: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:41:23.11 ID:srcZDy/ro
千歌「家まで送っていかなくて大丈夫……?」
すでに千歌ちゃんには結構な心配を掛けてしまっているし……。
70: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:41:50.28 ID:srcZDy/ro
善子「……リリー、随分お疲れみたいね」
梨子「嘘吐くのって、こんなに体力がいることだと思わなかった……」
71: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/05/21(日) 07:42:17.94 ID:srcZDy/ro
私はノートとペンを取り出して、状況を箇条書きにする。
『・9月11日の日曜日。午後6時ちょうどに死んで、9月5日の月曜日の朝に戻る。
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