過去ログ - 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】

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3: ◆E3R2Ht25Eg[saga]
2017/05/27(土) 00:43:17.89 ID:vLMOyguF0
京太郎「そうだよな・・・俺も一員だもんな！この喜びを噛みしめよう！」

京太郎はこの優勝を一番近くで見守ってきたがゆえに、本当に嬉しそうにしていた。
しかし、彼は心のどこかで引っ掛かりがあった。
それは、自分が裏方に徹してきたことである。もちろん、地区予選一回戦で敗れるようなことでは裏方でも仕方ないとは分かっている。だが、ドジで幼馴染の咲が、あのように活躍し嬉しい反面、自分も活躍したいと心のどこかに思っていた。

京太郎「ほんと、俺は心が小さいなぁ・・・」

嫌気がさすが、年頃の男の子である。同期の女の子が活躍していたら、自分も活躍したいとはなる。

～長野～

帰ってきた咲たちを迎えたのは、地元で応援してくれた方々だった。

おばさん方「清澄すごいわ！おめでとう！」「勇気をもらったわ」

おじさん方「かわいいうえに、強いとは、流石だな！」「今度、雀荘でおっちゃん達と打とうな！」

多くの方々が集まり、咲達を激励した。咲はもみくちゃにされおり、和は落ち着いた感じで、対応しており、優希は踏ん反りがえり、まこ先輩は地元のおっちゃん達と話をしている。部長は地元のインタビューを受けていた。

京太郎「みんな頑張ったもんな・・・本当にスゲーや」

京太郎はみんなを尊敬の目で見ていた。だからこそ、自分も活躍したい、何でもいいから活躍したいと思った。

それから数日がたった。

夏休みも終わり、京太郎は咲と登校していた。
町では、清澄優勝の熱気は落ち着きだしたが、学校では、まだまだ落ち着かない。

咲「やっぱり、みんなの前で話すのは緊張するから、あまり周りに来ないといいなぁ」

京太郎「それは無理だろ。やっぱり、最後を締めたお前は有名人なんだから。」

咲「そうだよねぇ・・・早く収まんないかなぁ」

京太郎に取ったら羨ましい悩みであるが、咲に取ったら大きな悩みである。
そんな咲の姿を見て、心配である京太郎の足元に・・・

京太郎「ん？・・・野球ボールが転がってきた」

清澄野球部員「すみませ～ん！取ってもらってもいいですか～」

京太郎「野球部か。は～い！投げますよ！」

咲「京ちゃん投げれるの？」

京太郎「馬鹿にするなよ。もうハンドボールはやってなくても、肩は衰えてないぞ！」ビュッ！！

そう言って、京太郎は力いっぱいに野球部員に向かって、投げたボールは低い弾道で野球部員のグローブに届いた。

咲「京ちゃんすごいね！あんな、低い軌道だったのに、野球部員にまで届くなんて」

京太郎「そうか？普通じゃないのか？」

野球部員「全然、普通のことじゃないよ！君、須賀君だよね？今からでも野球部に入りなよ！君ならエースになれるよ！」

京太郎「うわ!いきなり話しかけんなよ！ビックリするじゃねーか。てか、俺は野球のルール知らないし、エースにもなれないよ」

野球部員「そんなことない！君は絶対にエースになれるし、野球も僕たちが教えていくから一緒にやろう！」

京太郎「分かったよ。じゃあ、考えとくから、俺たちは教室に行かないといけないから」

京太郎は咲を引っ張って下駄箱に飛び込んだ。

京太郎（野球か・・・本当に初心者がエースになれるのか？てか、なに入る気でいるんだよ！）ブンブン

今日はここまでです。いきなりですみません。
書き貯めの奴が消えてしまったので、明日までに作って投稿します。
そして、明日、京太郎が入った球団の安価を取ります。

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