過去ログ - 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】京太郎「俺の野球人生」マイライフ【咲-saki-】

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7: ◆E3R2Ht25Eg[saga]
2017/05/27(土) 15:06:45.25 ID:vLMOyguF0
今日の夜に投稿できそうにないので、プロローグだけ終わらせます。

その後、京太郎は授業を受けてる時も、休む時間も、あの野球部員の言った言葉が離れなかった。
京太郎（今更、スポーツをやるために、体力をつけるのはしんどい。でも、俺も一歩進みたい。咲のように自分の力で活躍してみたい。でも、麻雀部も大事だ。咲も心配だし。）

京太郎が悩んでいると、後ろから声をかけられた。

？？？「須賀君。咲から聞いたわよ～。野球部に誘われたんだって？」

京太郎「部長！」

久「いや、もう部長じゃないわよ。てか、悩みがあるなら聞くわよ？」

京太郎「・・・そうですね。自分だけで考えていても仕方ありませんからね。」

京太郎は思っていることを全て久に話した。

久「・・・話は分かったわ。」

京太郎「どうすればいいと思います？」

久「知らない」

京太郎「えっ？」

久「だって、あなたの決めることだもん。」

京太郎「そんな、冷たいこと言わなくても」

この時、京太郎は久に対し、少なからずショックを受けた。ちょっと意地悪だが、尊敬できる先輩でもあった。なのに、相談して冷たい態度を取られ、京太郎はガックシと肩を落とした。
しかし、次に意外な言葉が出てきた。

久「だって、ほんとは心では決まってるんでしょ？なら、あなたの自由にやりなさい。私達は、あなたに救われたこともあったし、こんな部長によくついてきてくれたんだもの。別に麻雀部を理由にする必要はないわ。今こそ、あなたの道を開くべきよ。」

京太郎は胸を打たれた。ここまで、自分のことを評価してくれて、背中を押してくれた先輩に感謝の気持ちが溢れた。

久「でも、麻雀と一緒で野球の道も楽なものではないわよ。いえ、もっと厳しい世界かもしれないわ。努力をしないものは向上しないし、先にはいけない。それでも頑張れるの？」

京太郎「・・・決まってるじゃないですか。俺はやりますよ。ここまで、喝を入れてくれたんですから！ここで、エースになって、そして必ず栄冠を手に入れます。そして、プロを目指します！」

久「そこまでは言ってないわよ」フフ

京太郎「それでも、俺はプロを目指す思いで野球をこれからやります。見ていてください。」

久「見届けてあげるわ」

こうして、須賀京太郎は野球の道に入った。もちろん、麻雀部を辞めなくてはならないため、このことを皆に言ったときは、大きな騒ぎになった。しかし、皆にも久の時に言った誓いを言って、許してくれた。
咲からは「頑張って！応援してるから！」と泣き顔で言われたのは、心にグサリと来た。

しかし、
京太郎（みんなに背中を押してもらったからには無様なことは出来ない。必ずやってみせる！）

大きな決意と夢を持って、須賀京太郎は動き出した。

それから6年がたち、京太郎はプロのスカウトたちにも目がいく選手になった。
もちろん、簡単にここまで、うまくいったわけではない。多くの困難があったが、京太郎はあの時、麻雀部のメンバーとの誓いと自分の夢を掴むために、ここまでやって来れたのである。

京太郎（やっと、ここまでこれた。しかし、高校の時も、大学でも、まだ栄冠を掴み取っていない。プロの世界は厳しい。でも、俺は一流の選手になって必ず、名を残して見せる！）

プロローグ　終わり

少し駆け足でプロローグ終わらしました。次から安価取っていきます。
人はいますかね？いなかったら安価だけ出して、続きは明日にします。

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