過去ログ - 夢野「強くてニューゲーム……って、ウチなのか?」ch.2-2『ダンガンロンパV3』
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100:名無しNIPPER
2017/06/02(金) 12:38:03.65 ID:3joGTuWa0

輝々は思ってもみなかった。
そりゃそうだろう、自分はあの時、輝丹と共に倒れてたのだから。
「そうだ。確か海原の方は涙を流しながらこう云った。『お前等、許さねぇ!それが大人のする事か?』だったな。そのとき、体が何やらでかい男が海原を暴力で黙らせた。」
「なっ…女になんてこと…」
「容赦しなかっただろうな。何日か経つと、青木 はるの死を放送で聞かされた。皆、青木の死を知り、涙流してたぞ。体育館には青木の写真が飾られ、お別れ会を開いていた。中には青木のスポーツ仲間も来ていた。お前達も居れば皆でお別れすることもできたのにな」
アイスがそう云い、輝々は俯くしかなかった。
そんな輝々にアイスは悲しそうな顔をし、こう言った。
「…川瀬は自殺、輝丹は衰弱死か、病死…だったな。中には輝丹に好意を抱いてた女子が自殺しようとして海に飛び込んだ奴もいる。ま、止める事は出来たが…」

ふと、輝々は見た。
悔やみ、悲しんでいるアイスの顔を。

「アイス…」
「未だ、輝丹の火葬は済ませてないのだろう?」
「あ、ああ…」
「なら、お別れ会、開こう。クラスメートを連れてく。」
「…ありがとう…」
そう言うと輝々は俯いてしまった。
アイスは微笑み、輝々の頭を撫でる。
「…辛かったな…」
アイスはそう呟いた。

「海原ー!何でお前まで逃げるんだー!」
「海原さん待ってー聞きたいことあるんだよー」
「うっさい、そんなのお前等だけで決めろ!」
「「そりゃ無いよー―っ;」」
「青歌、言いすぎだ」
後ろから、綾唯らしき声が3人の耳に届いた。
其処で、立ち止まった。
「…で、何で避けるんだ?」
香介が聞く。
すると、青歌の目が涙で溢れていた。
輝己と香介はそれを見て驚いた。
「な、何で泣くんだよ…?」
香介が再び、聞く。
「だ、だって…こ、こうに…」
「…あ、ごめん…」
そういや、青歌はいつも輝丹に


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