過去ログ - 夢野「強くてニューゲーム……って、ウチなのか?」ch.2-2『ダンガンロンパV3』
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803:名無しNIPPER
2017/06/05(月) 20:19:48.73 ID:JLWuWnRT0
「・・・そう。だから君は海偽君の部屋からロープを盗んできたんだね?[ピーーー]相手は考えてなかったけど、近いうちに誰かを殺して、海偽君に罪を被せて逃げ延びようと・・・」

「ひ、ひでぇ・・・!」

「恐ろしい話ですわね。・・・少なくとも、弟を守ろうとする優しい姉の考えることではありませんわ」

「ははは・・・何とでも言えばええわ。ウチはただ弟に会いたかっただけ・・・同情の余地なんかない、殺人鬼。アンタらはそう思っとけばええ。・・・ウチは違うけどな?むしろ弟を想うちょったからこそ殺したんや。文句言われる筋合いはないな・・・」


ははは、と力なく笑う東矢さん。
そんな彼女にまた問いかけたのは、やっぱり咲神君だった。


「でもね、それは昨日の時点で殺人を考えてたっていう事実にしかならない。・・・どうして[ピーーー]相手が雨野さんだったのか。そこはまだ話してもらっていない」

「・・・。言う必要があるんか?『弟の為に殺した』。それでええやんか・・・」

「良くないよ。・・・雨野さんは動機を持っていなかった。DVDに映っていたのは君の弟。だから雨野さんは君をメモで呼び出し、自分はDVDを持って行った。多分君に見せるつもりだったんじゃないかと思う。・・・その結果、雨野さんは殺された。しかも衝動的にだ。予想外の殺人でもあれだけ上手くやれたんだから、君が計画をきちんと立てていたら逃げ切れたかもしれない。・・・なのにどうして今回の殺人は起きたのか。俺が思うに、雨野さんとの会話で何かあったんじゃないの?俺はそれが聞きたいんだ」

「・・・。」


東矢さんは咲神君の言葉に沈黙で返していたが、何か決心でもしたかのように口を開く。


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