過去ログ - 夢野「強くてニューゲーム……って、ウチなのか?」ch.2-2『ダンガンロンパV3』
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名無しNIPPER
2017/06/05(月) 21:09:10.79 ID:JLWuWnRT0
「松尾・君だよ・ね。悪いんだ・けど、しば・らくの間、一緒にいてくれ・ないかしら。あたし・死に掛け・なの」
これで康之は油断してくれるだろう。そうしたら、急に元気な少女に戻って銃を奪い、すぐに康之を撃つ。この作戦、完璧。冴子は自画自賛した。もちろん、苦しそうな表情は保ったままだ。
康之が振り返った。頬を緩めてニターッと笑った。信じられないほどの不気味な笑みだった。悪魔でも、こんな笑い方はしないだろう。
冴子の顔は一瞬で蒼白になった。康之の笑みから感じられるものは、まさに狂気そのものだ。人間の感情など感じ取れない。そして、その目。何を見ているか、何を考えているか全く分からない。
しまった。こいつ、もう人間じゃない。なんて奴に声を掛けてしまったんだ、あたしは。こいつに、こんな作戦は自殺行為でしかありえないよ。あたしの運命はこれだったの?
冴子は、慌てて逃げ出そうとした。が、もはや間に合うはずも無く、全身にイングラムの弾を埋め込まれる結果となった。
息絶えた冴子の体には、自分でつけた傷の何倍もの数の穴が開いていた。
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