過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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147: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/07/04(火) 20:32:43.40 ID:rGL+UnvXo

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 【新婚夫婦】-???次元-


 朝起きると真夏の気だるさが身を襲った。

 どうしてもこの季節は身体中を伝う汗が慣れない。

 かといって冷房をつけたまま寝るのも体に悪いので、起き抜けに軽く体を拭くことにしている。

 どうせ朝にシャワーを浴びることにはしているのだが、気分の問題だ。


 「おはよう」

 「んー、おはよう……」


 寝ぼけ眼で目を拭っていると、声をかけられた。

 何気なく声をかけられたのでそのまま返してしまったが、頭が覚醒するにつれて冷や汗が背中を伝う。


 ーー私は一人暮らしだぞ?


 ガバッと布団から出ると、そこには見慣れた金髪の男がこちらを見ていた。

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: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ
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 {: : :\{|: :/示  乂ソ ', : ', }: ノ
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   /: イ: |:.、   r ⌒    ,|: }: :{
   /:/从:乂>   ー' ィ |ノ: 从    「どうしたって、お前ーー!!」
  ,':/   \  `¨¨| _、‐''゛ヽー=─-、
  {:{        /´U   /´ / /´⌒ヽ
  ヾ、      /人 〉 /  ./ /    } }
        //イ|ll{llll/∨  { {l   ノ l}


 一気に混乱する。

 本来ならば勝手に家に入っていることだとか、どうやって入ったのかを問い詰めたいところだが。

 混乱の極みにある揺杏の頭の中では「寝起きの顔見るんじゃない」だとか、「せめて化粧をさせろ」などと思い浮かぶ。

 

 「なんでうちにいるんだよっ!」

 「はっ?

  なんでって?」

 「いや、お前ーー」


 心底わからない、と言った顔で見つめ返してくる。

 とりあえず顔を逸らし、化粧道具を探そうとする。

 そんなテンパった状況で信じられない発言を聞くことになる。



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