過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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170: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/07/12(水) 22:48:50.84 ID:/o/mwGWGo

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 「ううん、京太郎くんは休んでていいからねっ」

 「そーやで。

  これからナンパするんやから英気を養わんとな!」

 「ナンパ……?

  しませんよ!?」


 何故ナンパすることになっているのか。コレガワカラナイ

 キッカケはなんだったろうか。いつものように夕食を見張られているときに話していた内容だったか。

 相変わらず作ってもらった夕食を食べているとみんながじっと見つめてくるのだ。

 ニコニコと嬉しそうにしている様を苦笑いで返す。

 『食べているのを邪魔してはいけない』と言うのであちらから話題を振ってくることもない。

 地獄である。

 なのでいつも京太郎から話題を振るのだが、そのときに海の話をした気がする。

 そしたら次の日には海に行くことになっていてーー今ここにいる。

 ちなみに送迎車ははやりさんが出してくれた。送迎したあとそのまま仕事に行った。申し訳なさすぎる!


 「そんなこと言うてなぁ。京くん、彼女できへんやん」

 「そうだよ! 京太郎くんはもっとガツガツ行かないと!」

 「グハァ!」


 美少女二人にそんなことを言われては心が折れてしまうっ!

 確かにそもそも彼女作りを手伝ってもらうと言うことはおかしい。

 しかし、この二人の用意する手段はなんらかの理由でいつも破綻する。

 その結果、京太郎にはまだ彼女ができていない。

 最初こそ「乗り気じゃないから……」と気にも止めていなかったが、最近は少し意識が変わってきた。


 『ここまで破談になるのは、俺にも問題があるんじゃないか!?』


 ーーと言うわけだ。

 この二人がくっついてくることはーーもう思考の外に置いておくとしてーーここまで破談が続くと心に来るものがある。

 最近は二人も少し強めに言ってくるようになって、京太郎も妙な焦りを感じ始めているのだった。


 ーー余談だが、その際に揺杏という選択肢が出ないあたりが非常に揺杏である。



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