過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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207: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/07/22(土) 18:44:54.19 ID:4IeOJ1jOo

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 ……
 …

 とまぁ、そんな事情を京太郎が知るはずもない。

 意気込んで来たものの、小蒔は道に迷ってフラフラと歩いた挙句。

 熱中症にかかってベンチで休んでいた、と言うわけだ。

 奇しくも狙った通り行き倒れ系ヒロインになれたのは文字通り神の思し召しだろうか。

 神様は小蒔派として応援しているようだ。


 「少し落ち着きました?」

 「はい、お騒がせしてすみません」

 「ははは、来るなら言ってくれればいいのに」


 どんな思いか、微笑む京太郎に胸を高鳴らせる小蒔。

 出会いや、そこまでの道のりがどうであれ、今の小蒔は恋する乙女だ。

 一度恋をしてしまえば、その相手の一挙一動が胸を高鳴らせる。


 「遊びに来たんですか?」

 「あっ、……ハイ」

 「一人で来たんですか?

  霞さんとかは……」

 「むっ……」


 最初に名前が出て来たのが霞だったことになぜか胸が痛む。

 京太郎としては霞が小蒔の保護者であるイメージだったから例えに出しただけなのだが、乙女心は複雑だ。


 「今日は一人ですっ。

  私だって一人で行動できるんですよ?」

 「あっ、その、すみません。

  小蒔さんは大事な人だって聞いていたから、常に誰かが側にいるものだと」


 実際、小蒔は一人で行動しているように見えて小蒔本人も知らないところで巴が監視している。

 そう言った面倒なことを任されやすい巴はため息ひとつで許すのだった。


 「どこか、観光でも?」

 「あの、その……」

 「?」


 京太郎としては間をつなぐ言葉だったのだが、小蒔の反応がおかしい。

 まだ熱があるのかと小蒔の顔に目を向けるとーー



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