過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
1- 20
491: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/10/04(水) 23:46:11.43 ID:l9zbdQtmo

 9/10

 ……
 …

 ・夜


. /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、   ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i:::::
./ : : : |: : :i:.|:.:.:.:i:.|:.:.:.i| |:.:.:.:.:.:.:.|!:.| i:.:i 、:.:.:、:.、::.:.:.!:.:iヽ/:.:.:.|/:::::::::::::::::i::::
i: |: : : |: :.:|:.|:.:.:.:i|:|:.:.:.| ! |  ..:|i. | .i: i ゙、:.:.i.;A-‐ハ:.!:.:.:.:.:.:.:..!:::::::___|::::
!:.i |: :.:| .:.:.i:.!:.:.:.|!.i! :l |:.:!:.:.:.:.:..i:.:.i ゙、! _/ハ:ハ/ |ィ;.:.,.-‐-、!:/.:.:.:.:.V/
i :|.| :.:.:i   i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
. ! i:i!  | ..:i :i:.:.:i`iー>ト-!、丶:.:.:.:.:i:、^V i_;:::::::ヽ /      i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:
 、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ  <;;;:ン ′     ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
  ヾi 、:.\:.:\:.]〈  っ::::;:i    ̄`            _,∠|:|: : : : .:|:.|―-
    ヽ!:.i、`゙ー-r≧   >≠    ,      " "   /  |:! : : : :.:|:.!////
     |:.|:.:.:.:.:.:.:\!  ,, ,,                /   i!: : : : : ::i:.i////
     |:.|: : : : :.:.:.i i       r== "ヽ      /   i: : : : : :.:i:.|////
     | |: : : : : :.:i:.:|\     ∨__ノ)   /    /: : : : : :.:i.:|////   「我が世の春がきたァァァァーーー!!」
     |:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、    ̄ ̄   /     / : : : : : :.:|/////
      |.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ '    ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!/////

 受話器を持って高らかに叫ぶ。

 いつもならば大声を出せば父が黙ってはいないだろうが、今は一人暮らしだ。


 『ちょっとー、うるさいわよー』

 「はっ、すみませんお母さん。

  つい高まってしまいまして」

 『だから言ったでしょー。

  和ならそれっぽい雰囲気を作れば余裕だってば』

 「ふ、ふふふ、苦節三ヶ月。ようやく恋人になれましたよ!」

 『これで孫の顔は見れそうねー。お母さん安心したわー』


 電話の相手は母親である原村嘉帆。

 今は東京で父親と二人で暮らしている。


 『しかしお母さんのセンサーも中々でしょー。あの子は良物件よー』

 「あ、あげませんからね!」

 『ば、バブー!?』

 『あー、はいはい。わかってますよー。

  お父さんは座ってなさい』


 インターハイの最中、母親と再会した原村和は様々なことを仕込まれた。

 曰く、雀士は結婚できないジンクスだとか、学生時代に恋をしていないと結婚できないだとか。

 散々仕込まれた挙句、お母さんチェックにより須賀京太郎は「選ばれた」のだ。

 それまで意識していなかった和も、それだけ推されればどこか意識をしてしまう。

 それから嘉帆に言われるがままに様々なことをしてきたのだ。

 『告白される時には必ず彼を近くに置くこと』も嘉帆考案である。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1338.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice