過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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522: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/10/19(木) 22:19:29.69 ID:XMtF+Hbgo

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 「部長、部長」

 「ん?」


 姫子が哩の袖を引っ張ると、耳元で囁き始める。


 「部長と、須賀がデートすればよか♪」

 「!?」

 「えへへー!」

 「ひ、姫子……」


 哩は京太郎が姫子のことを想っているのは知っている。

 しかし、姫子が京太郎を異性として意識していないのも知っている。

 だからこっそりアピールしてーーそれはアピールというには余りにも悲しい努力だがーーいるのだが、それは実っていない。

 だから姫子がこうして援護してくれるのは非常に嬉しい、嬉しいのだがーー。


 「(須賀を騙すことに……)」

 「部長?」

 「(須賀は姫子と一緒の方が……)」

 「ぶちょー!」

 「!?」

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ
            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Yィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /     「哩先輩も一緒に行きましょう(その方が姫子先輩も喜ぶし)」
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
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 ひょっとしたらーーそう思ってしまう哩は京太郎に似ているのかもしれない。



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