過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「重力には負けないもん!」
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638: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/11/16(木) 23:30:49.06 ID:TKWX12Wfo

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 「時に須賀くん、君は何故和を妻に選んだのかね」

 「それは、恵さんに和を貰うと言った時に話したじゃないですか」

 「ふふふ、あの時の私と君は他人だったろう」

 「はぁ」

 「今は私の息子だろう。建前はいらない」

 「えぇ……」


 なにやら須賀くん……コホン。あの人が困っている様子。

 厳格に娘に接していた父はもうどこにもいません。

 母との微妙な関係が解消され、娘の前だろうが構わず母性に甘え始めてからは父の威厳も何もかも吹き飛びました。

 私と須賀くん……コホン。あの人が付き合い始め、今こうして結婚して一つの家庭を持つことになりました。

 そしてーー


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Vリf´::::::ソ ∪ )、 Wリ   「ママー」
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      |  ::\.|_ :::/ ::! ::,ィ゙    {"
      ∧  ::::\ } : ::::: ::/    ∧


 この子が、私たちの可愛い可愛い娘ですっ!

 あ~ぁ~〜、可愛いでちゅね〜! この子のためならなんでもしてあげられます!


 「パパはー?」

 「パパは今じーじとお話中ですよー」

 「じーじ!」


 私が父を指差すと嬉しそうに駆け寄って行きます。

 父はそんな娘を見て、気持ち悪いくらいに顔を緩ませます。



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